日本人が毎年しがちな過ち「Happy Merry Christmas」や「A Happy New Year」

あなたはメッセージカードや年賀状を書きますか、それともLINEやWhatsappなどのメッセージアプリで済ませてしまうタイプですか。

毎年年末になると、家族や恋人や友人に「メリークリスマス」「新年おめでとう」と英語で送る機会が出てきます。その際に「Happy Merry Christmas」とか「A Happy New Year」と書いてしまっている例を見かけることがあるのですが、この表現は英語ネイティブからすると、すこし違和感があります。

ネイティブにとって違和感のない「クリスマスおめでとう」「新年あけましておめでとう」はどう表現すれば良いのでしょうか。

こんな表現を使います

■ Happy(Merry) Christmas:クリスマスおめでとう
■ Happy New Year:新年明けましておめでとう
■ I wish you a Merry Christmas:クリスマスおめでとう
■ I wish you a Happy New Year:新年あけましておめでとう
■ Wishing you a Merry Christmas:クリスマスおめでとう
■ Wishing you a Happy New Year:新年あけましておめでとう

なぜ「a」は必要ないのか

基本的に英文には冠詞「a」「the」などの冠詞が必要です。

しかし、それは「I wish you a Happy New Year」や「Wishing you a Happy New Year」などの主語や動詞が含まれた文のみ。「Happy(Merry) Christmas」や「Happy New Year」は「Good morning」や「Good night」と同じような感嘆詞としての表現なので「a」は必要ないです。

文法的には「A Merry Christmas」や「A Happy New Year」が「I wish you a Merry Christmas」や「I wish you a Happy New Year」が省略された形と捉えることは可能です。

しかし、その場合「(ある)喜ばしいクリスマス」とか「(ある)喜ばしい新年」とか言う意味になってしまい、頭の中が英語ネイティブの人からすると、違和感が払拭できないです。

なぜ「Happy Merry Christmas」は誤り?

「Happy」同様に「Merry」は、「楽しい」「愉快な」といった形容詞。そのため「Happy Merry Christmas」と表現すると同じような意味の形容詞が重複してしまうことになります。

つまり「Good morning」という代わりに「Good Nice morning」と言うようなもの。なので「Happy Christmas」または「Merry Christmas」が正しい表現という事になります。

恐らくこれは日本語での「メリークリスマス」が、あたかも1つの単語のようにして扱われてるが故に起こってしまう誤りなのではないかと思います。

補足

今回は少しややこしい文法的な説明をしてしまいましたが、難しく考えず、「メリークリスマス」「新年あけまして」は「Good morning」や「Good night」と同じ感覚で、「Merry Christmas」「Happy New Year」と暗記して使うと良いでしょう。

英語は使えば使うほど、頭の中で小難しい文法なんか意識してなくても、正しい文が口から出てくるようなるので、感覚で覚えてしまうのがベストです。

日本人が毎年しがちな過ち「Happy Merry Christmas」や「A Happy New Year」
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