「英語で何て言うの?」は英語で何ていうの?

センスのない駄洒落みたいなタイトルで失礼します。当サイトのタイトルでもある、最も基本的なフレーズ「英語で何て言うの?」。

私たちは普段何気なく「何」という単語を使っていますが、この単語は我々が想像する以上に力のある単語です。あらゆる言語の「何」という単語さえ知っていれば、それを突破口に何語でもマスターできるのではないかという程。

それを証明する面白いエピソードがあるので、先ずそのエピソードを紹介します。これは、明治時代に金田一京助という国語学者が、樺太アイヌ語の研究をするために樺太に渡った時の話です。

金田一は樺太アイヌ語は何一つしらなかった。彼の周りには樺太アイヌの子どもたちが物珍しげに群がってはくるものの、コミュニケーションのきっかけが見つからない。しかし、困り果てていたある日、彼はふと思いつき、持っていたスケッチブックに子どもの顔を描き始めた。最初に描いたのは目。すると、その絵を見た子どもたちが口々に「シシ」「シシ」と言い始めた。つまり、それが「目」を意味する言葉だったのだ。今度は、鼻、口、眉なども描いて、顔の部分に関する言葉を十数個手に入れた。
しかし絵で描けるものには限りがある。そこで今度は「何」という疑問詞を確認しようと試みた。彼は一枚紙をめくりぐちゃぐちゃな線を描いた。子供たちが首をかしげた。そして「ヘマタ!」と叫んだ。すると他の子供も変な顔をして、口々に「ヘマタ!」「ヘマタ!」と叫んだ。北海道では「何」のことを「ヘマンダ」というのか。物は試し。身のまわりを見回して、足元の小石を拾って、彼からあべこべに「ヘマタ!」と叫んだ。すると群がる子供らが彼の手元へくるくるした目を向けて、口々に「スマ!」「スマ!」と叫ぶではないか。こうした間に、全舞台との間をさえぎっていた幕が、いっぺんに切って落とされたのである。
金田一京助『ユーカラの人びと』

このエピソードが示す通り「何」というマジックワードさえ分かれば、何語でもマスターできる可能性があります。そのための最も基本的な質問が「英語で何て言うの?」。言い方を確認していきましょう。

こんな表現を使います

■ How can(should) I say ~ in English?:~は英語で何て言ったらいいですか?
■ How do you say ~ in English?:~は英語で何と言いますか?
■ What is it called?:それは何と呼ばれていますか?

こんな言い方ができます

■ A:How can I say “ピカチュウ” in English? in English? B:”Pikachu”.
(A:「ピカチュウ」は英語で何と言ったらいいですか? B:「ピカチュウ」。)

■ A:How do you say “ポケモンゲットだぜ!” in English? B:”Gotcha.”
(A:「ポケモンゲットだぜ!」は英語で何と言いますか? B:「ゴッチャ」。)

■ A:The thing you are holding in right your hand. What is it called? B:It’s called “Pokemon Ball”
(A:あなたが右手に持っているもの。それは何と呼ばれていますか? B:「ポケモンボール」と呼ばれています。)

補足

「What is it called?」を略した「What’s it called?」のフレーズを暗記してしまい使った方が便利です。

ネイティブの方が「How’s it called?」と言っていることもありますが、これは「それは、どんな風に(「何」とではなくて)呼ばれていますか?」という意味になり、厳密には正しいとはいえません。

それでもネイティブの方も使っているので違和感は持たれないでしょうが。日本語の「全然いい」と同じような、本当は間違っているけど皆使っている表現と捉えることができるかもしれません。

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「英語で何て言うの?」は英語で何ていうの?
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