「英語は必要だが手がつけられない」
「英語学習は何をしたらよいの?」
「英語嫌いの私が今さら上達できるの?」
こんな風に悩んではいませんか?
ひと昔まえであれば、留学でもしない限り英語をマスターするのは困難でした。
とくに日本人には、(国民性、日本語文法、日本語音韻など)奇跡のように英語学習に不利な要素が揃っていて、英語が下手すぎる国民であると海外でも認知されていますよね。
しかしネット普及により世の中が便利になるつれて、日本人にとっての英語学習も非常に容易になってきています。
実際にオンラインを駆使して英語学習している若者(高校生~大学生)は、社会人よりも英語が流暢であるケースも多くなってきています。
そこで今回は、ネットで気軽に英語学習に活用できるウェブサイトを紹介します。
① ネイティブキャンプ
『ネイティブキャンプ』は、月額料金のみで24時365日英語しゃべり放題!のサービスで業界に衝撃を与えたオンライン英会話プログラムです。
格安オンライン英会話と聞いて、講師はフィリピン人(日本語不可)で英会話上級者向け、と連想するかもしれないですが、2018年6月から日本語講師も在籍しています。
サービス利用を続けるなら月額料金は掛かりますが、ネイティブキャンプは登録後7日間は無料で受け放題。英語に自信がつき始めてきた人にオススメのオンライン英会話です。
② スタディサプリ英語
『スタディサプリ英語』は、リクルート運営の英語学習アプリで「高校入試」「大学入試」「TOEIC試験」などの対策が、このアプリ1本で可能です。
アプリのデザインも洗練されていて非常に使いやすく、試験に必要な「読み」「書き」「リスニング」が統計的に学べます。
カリスマ英語講師の講義やオリジナル演習を受けながら、TOEIC試験も受けられるので、英語試験対策としては外すことができないアプリといえます。
今ならキャンペーンコード「TRY2016」で1ヵ月無料で試すことができます。
③ 英語王子が教えるやり直し英文法
『英語王子が教えるやり直し英文法』は、少し踏み込んだ英文構造や英語語法を、会話形式で解説しているサイトです。
「英文法基礎」「文構造」「修飾関係」「読解の要の語法」「重要構文を解くコツ」「文脈を示すシグナル」カテゴリに分けて解説されています。
サイト運営者は、英語和訳メルマガや受験対策講座などで、多くの有名大学への合格者を出させる英語指導のプロです。
④ mikan
『mikan』は、大学受験を控えた高校生から社会人までを対象にした「1億総バイリンガル」を目指す英語学習アプリです。
大学受験やTOEICに対応した英単語の収録数が15000以上もある、それぞれの単語が音声に対応しています。
アプリ内では英語学習の目的が設定可能で、目的に応じた演習問題を行うことで成長をすぐに反映させることができます。
自分の英語レベルを全国ランキングに照らし合わせて確認することもできるので、モチベーションが維持できることも間違いなし、おすすめの英語学習アプリです。
⑤ duoLingo
『duoLingo』は、多言語で多言語を学べる、世界で最も多くダウンロードされている外国語学習アプリです。
単語問題、聴解問題、並べ替え問題などで正しい答えを選び、次のレッスン進む仕様になっているため、ゲーム感覚で学習が可能です。
登録してログインして学習言語を選んだあと、テストを受けてからの学習スタートとなるので、自分のレベルからスタートすることができます。
⑥ NHKゴガク
『NHKゴガク』は、言わずと知れたNHK提供の言語学習系のラジオ番組を、無料で視聴することができるサイトです。
視聴できるのは前週に放送されたものですが、インターネットで好きなタイミングで、NHK語学番組が聴けるのはうれしいですよね。
語学番組に対応したテキストを購入してきて、NHK語学を開くことで好きな時に英語学習に取り組んでみるとよいでしょう。
⑦ NHK高校講座(英語)
『NHK高校講座』は、NHK教育テレビやNHKラジオで放送さている番組をストリーミング配信しているサイトです。
高校講座なので中学レベルの基礎は理解しておく必要がありますが、ベーシック英語のカテゴリでは、中学英語の復習内容も扱っています。
昨年度の放送もライブラリから視聴可能で、各講座の学習メモや理解度チェックテストもついているので、自身のペースで学習ができます。
⑧ アルクのおすすめ記事
『アルク』は、言わずと知れた語学書の総合出版社で、ウェブサイトの「おすすめ記事」カテゴリにはタメになる記事が盛りだくさんです。
「起き寝るつぶやき英語表現」「映画フレーズつまみぐい」「英語で話そう!イマドキの日本」など気になる英語表現が多数掲載されています。
アルクは英語のオンライン辞書としても、お世話になっている方も多いと思いますが、こういった記事も一読の価値あり、覗いてみることをオススメします。
⑨ 東京外国語大学言語モジュール
『東京外国語大学言語モジュール』は、東京外国語大学が無料公開しているネット上の言語学習サービスです。
英語以外の外国語はもちろん、各々の英語圏の訛りも、その国の文化・歴史の背景も交えながら解説されています。
どちらかというと研究者向けの内容ですが、各国の訛りの動画等は視聴するだけでもリスニングの勉強になります。
⑩ 英語いいね!
『英語いいね!』は、デジタル・ネット制作を手掛けるジョルダン株式会社と神田外語グループが共同運営している外国語学習サイトです。
サイト内のコンテンツは、難易度が「☆~☆☆☆」で分けられており、初心者から中上級者まで楽しんで学習できる作りになっています。
特に動画コンテンツは、スクリプトのみならず日本語訳も載せられていて、学習者にとても親切な内容になっています。
⑪ 英語学習お助けサイト
『英語学習お助けサイト』は、TOEIC形式の試験問題、TEDでのスピーチ、洋画の英語表現を利用した英語学習サイトです。
海外セレブ・有名人のスピーチを利用した内容理解問題、毎日更新されるTOEIC試験の文法問題(Part 5)は、英語学習者なら使わない手はないです。
ウェブサイトのデザインはシンプルですが、非常に見やすい構成になっているので、ネットに疎い方でもすんなり学習をスタートさせることができます。
⑫ Weblio語彙力診断テスト
『Weblio語彙力診断テスト』は、オンライン辞書サービスでお馴染みのウェブリオ株式会社が運営する、語彙力判定テストです。
テストは会員にならなくても受講できますが、会員登録(無料)することで、間違えた単語を単語帳に登録することもできます。
Weblioの辞書サイトは「日本語表現+英語」などの組み合わせて何度も目にしたことがあると思いますが、この機に会員登録して学習に励んでみるとよいかもしれません。
⑬ シミュレーション英会話
『シミュレーション英会話(sim english)』は、場面別の英語フレーズが音声付きで学べる英語学習サイトです。
海外旅行・日常会話・ビジネスといったカテゴリーの中から実際の英語ロールプレイもゲーム感覚でできます。
クイズで覚える英単語は、時間内に3択で答えを選ぶ必要があり、楽しみながら基礎語彙力を養うこともできます。
⑭ HiNatve
『HiNative(ハイネイティブ)』は、全世界のネイティブスピーカーに、語学や文化に関することなどを気軽に質問できるQ&Aサービスです。
英語学習をしていると「この表現は本当に正しいのだろうか?」という壁にぶつかり、ネット検索してもヒットしてこない事が多々あります。
そういう時に、その質問をそのままHiNativeで投稿すると、ログインしているネイティブが数分後には答えてくれるという画期的なサービスです。
HiNativeが提供する月額9,800円の学習サービスは有料ですが、アカウントを作って質問と答えを閲覧したり、質問を投稿するだけなら無料です。
⑮ ちょいデブ親父の英文法
『ちょいデブ親父の英文法』は、中学レベルから大学(一般人)レベルまでの英文法単元がまとめられているサイトです。
それぞれのレベルの英文法単元が一目で探せるようになっていて、英文法の解説もとても完結でシンプルです。
英語だけで受験できる大学&学部の情報や、非常に丁寧な口語表現の解説もあり、全世代向けの英語基礎総合サイトと言えます。
⑯ EEvideo
『EEvideo(イーイービデオ)』は、英語圏の洋画、海外ドラマ、海外ニュースなどで英語を学習できる、オンライン英会話学習サービスです。
学習用ではない生の英語動画を学習用に仕立て上げた教材で、有料会員料金は30日1,000円ですが、一部の動画教材は無料でも利用が可能です。
学習者の英語レベルに合わせ「高校初級」「高校レベル」「大学レベル」等のレベルで表示することもできます。
外国語学習にネットを利用しない手はない
以上、英語を1から学びたい方にむけ便利なウェブサイト&アプリを紹介しました。
ネット社会で世の中が便利になるに伴い、こんなにも英語学習に便利な無料サービスがあるのに、利用しないのはもったいないですよね。
「昇給のためTOEICを受ける必要がある」「海外旅行に行く予定がある」「外国人の恋人がほしい」「単純に好きなので英語力を上げたい」などなど、英語を学習する動機は人それぞれでしょうが、とりあえず出だしとしては、今回紹介させて頂いたサービスを利用してみることをオススメします。
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