みなさんは株式会社LOBiエデュケーションが運営する英会話スクールをご存知でしょうか?
EIGORIAN.NETの運営者である筆者は、北米で英語を学習したのち、現在は日本人のいない海外の外資系のオフィスで働いている純日本人です。
私は元々は英語が全く話せない普通の日本人でしたが、北米で1年間留学して英語が喋れるようになったクチです。別に海外で育った訳じゃないです。
そんな私の視点から、日本人として表現しにくいフレーズを英語に落とし込む傍ら、今まで英語学習メソッドについての記事も書いてきました。
「なぜ日本人は英語ができないのか?」
これ、耳にタコができるほど聞く疑問ですよね。
私はその理由は、日本人は「英語がただの意思疎通のツールである」という視点を忘れ、完璧な英語表現にこだわり過ぎているからだ、と考えています。
英語なんて普通に義務教育を終えた人なら、自分なりに表現をコピーして使えば誰でも使えるようになるんですよ。自転車や車の乗り方と同じです。
とはいえ、自転車や車も正しい練習方法で訓練しないと乗れるようになりません。英語にも正しい訓練の仕方があるんです。
日々さまざまな英語表現を発信しつつ、英語学習プログラムもチェックしている筆者ですが、今回かなり効率的で理にかなった学習方法を見つけました。
それが今回紹介するLOBiエデュケーションの英会話スクールのメソッドです。
LOBiエデュケーションのオンライン英会話とは?
LOBiエデュケーションは2015年にスタートした新しい英会話スクールです。
日本語の言語的特性や日本人特有の性格から、言うまでもなく日本人は英語が苦手ですよね。
「英語ができず世界中に迷惑をかけている日本人である私たち…一体どうすれば英語ができるようになるのか?」
そんなことを徹底的に研究しリサーチを重ねて開発されたのがLOBiのメソッドです。
先ずLOBi認定コーチの写真を見てみてください。アジア系で日本人の方もいます。
よく日本人英語学習者にありがちなのが「とにかく欧米人講師でないといやだ」という傾向です。語学習得について無知な人ほどそういう傾向が強いです。
そりゃあ、ある程度のレベルまで到達して、英語の練習相手が欲しいなら欧米人講師も悪くないです。しかし最初から欧米人講師から学ぶと挫折しやすいです。
彼らはもともと英語ネイティブなので言語をゼロから学ぶという経験をしたことがありません。だから言語をゼロから学習するメソッドなんて教えることはできないんです。
その点、元々は英語を話すことができない非ネイティブからスタートして、ネイティブ級にのぼりつめた人は「学習者の感覚・気持ち」「具体的にどう取り組めば上達するのか」など知っているので、頼りがいがあります。
例えば、あなたは日本語力ゼロの外国人に、日本語を効率的に教えることができますか?
おそらく日本語教育を学んだプロでも難しいと思います。なぜなら貴方は日本語のネイティブだからです。
外国人が日本語力ゼロで学習し始める場合も、私たち日本語ネイティブから学ぶより、非ネイティブで日本語ができるようになった人から学ぶ方が効率的なんです。
そのため、認定コーチとして日本人を含めたアジア人英語講師の写真を持ってくるあたり、LOBiエデュケーションは「よく分かっているな!」と感じました。
LOBiエデュケーションでは、開発されたメソッドが漫画や動画で分かりやすく説明されています。
当記事では上記のページのLOBiの6つのメソッドをざっくり短く説明。その魅力を伝えていこうと思います。
こんなウェブサイトを運営しておいて何ですが、このメソッドでダメなら英語学習なんて諦めた方がよい、時間と体力と金の無駄だと筆者は思いました。
それぐらい実践的で確実な6つのメソッドです。
日本人が英語を話せるようになるための6つのメソッド
「6つもメソッドがあるんかい?」
なんて思ってしまいますが、よく見てみるそんなに難しいことじゃないです。当たり前のことを言っているだけ。一つ一つ具体的に見ていきましょう。
メソッド①:毎日のエクササイズは1日12分
勉強と捕らえて詰め過ぎると挫折しやすくなります。メソッド1はエクササイズと捕らえて毎日少しづつやろう。具体的には毎日12分練習しようと言う話です。
当たり前といえば当たり前なんですが、日本人は真面目すぎる気質ゆえ、英会話でも「毎日1時間勉強せねば」「英単語をたくさん暗記せねば」と詰め込み勝ちです。
そりゃあ英単語に関してはある程度の努力は必要ですが、ぶっちゃけ英会話なんて中学生習った英単語だけでも何とかなるんですよね。
なので詰め込みすぎずリラックスして適当に毎日12分くらいやりましょう。詰め過ぎて追い込みすぎると、挫折して逆効果になる、ということです。
英語は勉強じゃなくエクササイズ、難しく捕らえず反復練習しようということです。
メソッド②:「日→英」が基本
学校の英語教育では「英→日」のアプローチが多いです。英文を読んで理解するためには、確かに英文読解力が必要です。みなさんも良くやらされましたよね、「英→日」の翻訳。
しかし英語を話すとなると、即座に日本語から英語にアウトプットできる能力の方が必要になってきます。あれ英日翻訳はできるけど、日英翻訳は難しいぞ…と。そりゃあ訓練してないんだから難しいのは当然です。
また、10代前半までであれば英語を聞いてネイティブのように「英→英」で理解するよう訓練するのが効果的ですが、年齢が上がるにつれて難しくなります。
LOBiでは日本語から英語に変換する能力を鍛えるため「日→英」に焦点を置いて、相互でのコミュニケーションを大切にしながら練習しているようです。
「日→英」を意識して実際のコミュニケーションを想定しての練習するのだから、そりゃ伸びます。
メソッド③:日本人特有のマインドセットに切り込む
日本人はモノリンガルで自分たちの言語を完璧に使いこなせます。読み書き含めて99%の人が日本語を完璧に使いこなせていると言われています。
そりゃそうでしょうね。いくら学歴が低くても職歴がなくても、日本語の読み書きができない日本人なんて探す方が難しい。これは他の言語と比較すると、すごい事なんです。しかし、だからこそ問題が生じる。
実は世界の英語人口である17.5憶人のうち、英語モノリンガルは4億人しかいないと言われています。つまり、純粋な英語ネイティブは英語話者の中でも20%しかいないのです。
その結果、残りの80%は結構いい加減な英語を使いながら、英語を使って仕事をしたり生活したりしているんです。逆にいえば英語ほどいい加減に使われている言語もないのです。
しかし、それはあくまで日本人の感覚として。たとえば…
「文法を完璧に使いこなせないと喋れない」
「英語も完璧な発音じゃないと恥ずかしい」
「自分の英語なんて外国人は理解してくれないよね?」
これが日本人のマインドです。この感覚を改めデタラメな英語を話しながらでも慣れていくマインドを身に着ける。そうしないと外国語コミュニケーション能力は身につかないんですよ。
LOBi英会話ではそういった日本人のマインドセットにもメスを入れてくれます。実はこの部分が解決できれば、英語以外の外国語能力も効率的に身につけることができるようになります。
メソッド④:英会話がグンと伸びるコミュニケーションスキル
これは日本のみならず中国や韓国など他のアジア諸国でも多少は共通する特徴です。
欧米人の英会話講師からすると、例え高度な英語が理解できる日本人生徒が相手でも「会話が続かないから凹む」という事がよくあるようです。
たとえばこんな会話の場合です。
欧米人「Where do you live in Tokyo? / 東京のどこに住んでるの?」
日本人「Akiharaba. / 秋葉原」
欧米人&日本人「…」
欧米人同士の会話であれば、どこに住んでいるか聞かれれば「そのエリアに何があるのか?」「休日は何をして楽しむか?」等もっと突っ込んだ具体的な返事をします。
しかし日本人は基本的に大人しいので聞かれたことしか言わない。これは言語能力云々ではなく性格の違いですよね。
日本は島国だから「言わなくても分かるだろ!」という無言でのコミュニケーションが当たり前になっているんです。しかし陸続きの欧米諸国の人々は違う。
そして、こと言語学習ということになると、ガツガツ自己主張する欧米諸国の人々の性格の方が有利なんです。アウトプットの量が半端なく多くなるわけですから。
つまりLOBi英会話の第4のメソッドとは、自己主張好きな欧米人風のコミュニケーションスキルを身につけること。ちなみに英語ネイティブでも島国のイギリスでれば若干日本人寄りの性格をしています。
メソッド⑤:繰り返しとパイルアップで身につける
私は外国人に日本語を教えることがあります。結構たくさんの外国人に教えてきて、日本語である程度コミュニケーションが取れる学習者もいました。
上級の日本語学習者に共通している事は、日本語をはじめた動機が…
「日本語のアニメを理解したい」
「日本語のゲームを楽しみたい」
「仕事で日本語が必要」
などの二―ズによるもでること。つまり強い興味や動機、あるいは必要に迫られて学習はじめてケースが多かったのです。
一方で日本人の英語の場合は…
「英語の映画を字幕なしで楽しみたい」
「海外旅行で英語を使いたい」
などの弱い動機で始めるパターンが多いです。逆に考えると、英語なんてなくても困らないんですよね。楽しい海外のテレビ番組も日本語吹き替えや字幕で楽しめる。海外旅行も頻繁に行く人は少ない。そのため英語を使えなくても困らないんです。
しかし外国人語習においては言語を使う必要性が非常に大事です。たとえば一つのフレーズを練習するにおいても「何のために、そのフレーズを使うのか!」という事を意識して訓練すると効果があがります。
逆に言えば自分の「やりたい事」「興味のある事」に基づいた英語表現を練習すればよいんです。勉強と捉えては続かないのでダメです。まずは好きなことだけを言えるようになりましょう。
最終目的は「かっこいい欧米人の彼氏を作ること」「白人女性をナンパしてお持ち帰りすること」なんて不純なものでも構わないです。そうする事で英語で出身地を尋ねるフレーズや、今から何をするか尋ねるフレーズが実践的に身につくのです。
英語なんてタダのコミュニケーションのツールなんですよ。動機は遊びやゲームなんかでも構わない。
LOBi英会話の第5のメソッドでは、そういう自分の中の需要に応じたフレーズを軸に繰り返し練習を行います。
メソッド⑥:語彙力が低くてもOK「置き換えメソッド」
これは、多言語を習得した人が新しい言語を学習する過程で無意識のうちに行っていることでもあります。
たとえば、高所恐怖所と言いたいとき、たとえ「acrofobia(高所恐怖所)」という単語を知らなくても「I’m afraid of high place」「I’m not good at high place」という表現に置き換え可能です。
このように簡単な中学生レベルの英語表現に置き換えることで、スムーズにコミュニケーションがとれるようになっていくんです。
これを使いこなすことができるようになれば、たとえ習い始めの言語でも「母国語を使わずコミュニケーションがとれる」という達成感が味わうことができ、その語学を使う自信を持つことができるんですよね。
よく真面目な日本人にありがちなのが「語彙力がないから英語が話せない!」とあきらめてしまうこと。しかしそれは英語力がないのではなく、置き換え訓練が足りないだけなんです。
置き換えメソッドに慣れれば、本当に中学英語くらいで十分にコミュニケーションがとれるようになります。というか、ネイティブでも実はそれほど難しい単語は会話で使ってないんですよね。日本語を話すときだって難解な表現なんて使う人は少なくないですか?
LOBi英会話の第5のメソッドでは、このような置き換えテクニックのアイデアに基づいて練習を行います。英語のみならず多言語を学習するときに使える実践的なテクニックです。
LOBi英会話のレッスン風景動画
さてLOBiエデュケーションの英会話メソッドをまとめると、こんな風になります。
①毎日少しづつ | 疲れるので詰め過ぎない |
②日⇒英 | 英語への変換能力を鍛える |
③マインドセット | 適当でも喋るマインドを身につける |
④コミュニケーションスキル | 自己主張できるようになる |
⑤必要に応じた反復練習 | 需要に応じたフレーズを身につける |
⑥置き換えメソッド | 簡単な言い換えができるように慣らす |
実際に毎日プライべートや仕事で英語を使っている筆者も「そりゃあ喋れるようになるわ!」と思いました。
ここまで研究され尽くした学習方法で訓練しても英語が使えるようにならなかったら、英語学習はお金と時間の無駄です。諦めた方がよいです。
それぐらい理にかなったメソッドです。
「理屈は分かった、じゃあ実際にレッスン風景を見てみたい!」
と思うのが普通でしょう。百聞は一見にしかず。LOBi英会話では資料請求すれば無料でレッスン風景の動画を3つダウンロードできます。
私も資料請求して動画を観ましたが、各々10~20分ぐらいの動画です。実際に動画を見るだけでも非常に参考になります。
3つの動画は資料請求すれば視聴することができます。資料請求して動画を観るだけなら無料なので、少しでも興味があればポチってみると良いかもしれません。
もちろん資料請求でも、氏名・メールアドレス・電話番号・住所などの情報を入力する必要があります。なので「面倒だ!」と思う人はその限りじゃないかもしれませんが、英語を少しでも上達させたいのであれば「大きな一歩」に繋がるかもしれません。
「サービス料金が高そう!しかも無料セミナーや体験レッスンに行ったらサービスを受けろ!と詰められるんじゃないの?」
なんて思うかもしれませんが大丈夫です。月謝料金は予算に合わせることが可能だからです。たとえば、週1回(50分)グループレッスン+週4回マンツーマンレッスン+毎日(12分~30分)エクササイズなら、月額3万円以下に収まります。
この料金は、当ブログでも紹介したことがあるコーチチング系英会話スクールのどこよりも安いです。こういったサービスは、会社を海外展開させたい経営者や、大企業に勤める一流サラリーマンが利用しているケースが多く需要はそれなりにあります。
とにかく、目ん玉が飛び出るほど高い訳ではないですし、無料セミナーや体験レッスンに行ったからと言って、ガツガツ勧誘されることもないです。
今まで中・高・大・社会人になっても英語を勉強してきた人は多いでしょう。しかし使いこなせるようにならなければ、英語学習につぎ込んだ時間も努力も、ぜんぶ水の泡です。
社会人として働いている人は、会社での昇給や昇進だって、英語ができる同僚にグングン追い抜かれるかもしれません。
社会人ではない方も、英語が使える人と使えない人では世界観が異なります。
最大限に効果的なメソッドで英語ができるようになってみたい、そんな風に思う方は、とりあえず行動してみることをオススメします。
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