TOEICを勉強する場合、ほとんどの人がTOEIC対策の参考書や問題集を利用します。
しかし巷には多くのTOEIC参考書があふれており、どれを選んでよいか迷った上に、いろいろ買い込んでしまう人も少なくはないです。
TOEIC勉強するけど、どんな参考書を買えばいいんだろう。とりあえず適当に数冊買っておこう。
こんなノリでTOEIC参考書を買い込みすぎてしまった事はないでしょうか?
しかし、やみくもに買い過ぎてしまうと、どれも中途半端になり、どの参考図書も有効利用することができず、TOEICスコアアップもできない結果になるケースがほとんど。
今回は上記のような経験をすることのないよう、TOEICスコアアップを確実に狙うことのできるオススメのTOEIC参考書や学習方法を紹介します。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
『公式TOEICリスニング&リーディング問題集』は、TOEICの特徴と傾向を知るには最も適した参考図書です。
TOEICスコアアップを狙うには、TOEICの傾向を知ることが大切です。
つまり「どのような問題が出されるのか?」「どのように効率的に問題を解けばよいのか?」などを知ることにより、スコアアップが可能となるのです。
これ1冊に集中するだけでもTOEICスコアがアップするといっては過言ではありません。
それでは「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5」の具体的な活用方法を紹介していきます。
問題集には2つの模擬試験が掲載されているので、そのうちの1つを解いてみましょう。こういうテスト対策は、とにかく先ず模擬試験を解いてみることが大切です。
というのは、模擬試験を解くことにより以下のメリットがあるからです。
- 出題傾向を再確認できる
- 得意・不得意な点が把握できる
模擬試験を解いた後は間違えた問題をしっかりと読み直し「なぜ間違えたか」「正しい回答は何なのか」を理解するようにしていきましょう。
その後パートごとの演習に取り掛かります。ここで大切なのは、1問1問に時間をかけすぎないということです。
実際のTOEIC試験では、1問1問に時間をかけすぎて時間が足りず、最後の問題までたどり着くことができないパターンがほとんどです。
そのため、ここでは1問にかける時間は1分以内と決め、次々と問題を解いていくようにしましょう。
答え合わせの際、間違えた問題は模擬試験と同様「なぜ間違えたか」「どれが正しい回答なのか」をきちんと理解していくことが大切です。
最終的には、パートごとの問題は1回のみならず、全ての問題が正しく回答できるように、繰り返し解いていくようにしてください。
何度も繰り返すことにより、最初は理解できなかった単語も覚えるようになり、また問題傾向にも慣れていくことができるのです。
最終的に、この1冊の本全てが頭に入っているぐらい、しっかりとこの1冊を集中して使ってみてください。
という訳で「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5」はTOEIC学習に必須の参考書という事になります。
こちらが終わったら「公式TOEIC Listening & Reading 問題集4・3」もこなしてみると良いでしょう。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
『週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)』は朝日新聞が発行する週刊の英字新聞で、英語初心者も楽しめるよう、難しい単語には日本語訳がついています。
TOEIC試験のリーディング力スコアアップには英字新聞や英語図書を読むのがベストです。
しかし、そうは分かっていても忙しく集中する時間が取れない、難しすぎて途中で挫折してしまう、という人も多いです。
そんな人にオススメなのが「週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)」です。
難解な単語には日本語訳がつている他、TOEIC対策のコラム、レシピ記事などもあったりと、読みやすい記事構成となっています。
さらには週刊のため、1週間かけてゆっくり新聞を読むことができるため、忙しい人でもストレスを感じずに読むことが可能です。
新聞では旬の話題が取り上げられ、生きた英語を学んでいくことが可能となっています。
週刊朝日ウィークリーはTOEIC専用の問題集や参考書ではありませんが、TOEIC対策に最適の参考図書の一つと言えます。
スタディサプリTOEIC(アプリ)
『スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)』は、株式会社リクルート運営のTOEIC対策アプリです。
現代では多くの人が通勤通学時にスマホやタブレットを持ち歩く時代です。そしてデバイスにインストールできるアプリは、現代人にとって必要不可欠なものとなりつつあります。
そのため、TOEICスコアアップのためアプリを使っての勉強法も効果的です。
アプリの良い点は隙間時間に気軽に使うことができること。また紙ベースの参考図書と違い、随時コンテンツが更新されたり追加されたりするため、最新のTOEIC対策としても活用ができます。
また「スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)」ではTOEICで実際に満点を取得している英語講師の動画も視聴することができます。その対策とコツもしっかりと学ぶことができるのが特徴です。
本アプリは有料アプリですが、無料お試し期間も設けられているため、気軽に利用することが可能です。
さらに、自分では学習を続けることができないという人には「スタディサプリENGLISH TOEIC(R)対策パーソナルコーチプラン」というサービスもあります。
予算に合わせて、こちらの利用も検討してみると良いかもしれません。
TOEIC参考書は1−2冊に集中
以上オススメのTOEIC参考書や学習方法を紹介してきましたが、TOEIC得点アップのための勉強の際に最も大切なのことは多くの参考図書に手をつけないことです。
TOEIC参考図書は1―2冊(種類)に限定し、それらを完璧にやりこなすことが重要となってきます。
よく、北原白秋や宮沢喜一が暗記のため「辞書を食べた」と言われていますが、「TOEIC参考書を食べる」くらいの勢いで繰り返しこなすのが理想的です。
TOEICが近づいてきたら、公式サイトに掲載されているサンプル問題を解いてみることも忘れないようにしましょう。
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