人生をがらりと変えるのには覚悟が必要です。進学、就職、結婚、投資などなど、個人差はありますが人は様々な決断を迫られながら生きています。
世紀の大発明をした人や億万長者になった人は、必ず岐路に立ったとき「覚悟をして」決断しました。大きなリスクを取った上での決断は失敗した時のダメージも大きいですが、成功した時の喜びもひとしおでしょう。
そんな「覚悟する」「覚悟を決める」という表現は英語ではどのように言えばよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ be ready:備える、準備する
■ be prepared:備える、準備する
■ be determined:決心を固める
■ make up ~’s mind:決心する
■ brace oneself:気持をしっかり持つ、心の準備をする
こんな言い方ができます
■ I am always ready to die in battle.
(戦闘で死ぬ覚悟はいつでもできてる。)
■ she gets ready for losing you.
(彼女は貴方を失う覚悟ができている。)
■ I am prepared for the worst.
(最悪の覚悟はできてます。)
■ He is prepared to go to war.
(彼は戦争に行く覚悟ができています。)
■ I am determined to close my shop.
(店をたたむ決心がついています[=覚悟ができています]。)
■ He is determined to stop smoking.
(彼は煙草をやめる決心がついています[=覚悟ができています]。)
■ Please make up your mind if you go to Johannesburg.
(どうかヨハネスブルクに行くかどうか決心してください[=覚悟を決めてください]。)
■ You have you make up your mind as we are going to marry.
(私たち結婚するんだから貴方も覚悟を決めなければなりません。)
■ I brace myself for the fight.
(戦う覚悟はできています。)
■ Please brace yourself for death, if you go to North Korea.
(北朝鮮に行くなら、死を覚悟してください。)
補足
「覚悟する」「覚悟がいる」は「(心の)準備をする」「決心する」という表現とほぼ同義なので、そのようにイメージすると英語での表現がし易いです。
最もストレートで伝わりやすいのは「be ready」「be prepared」でしょう。「be determined」は決心するというニュアンスが強いですが、受身にすることにより「そうせざるを得ない状態にある」という意味合いを強めることができます。
「make up ~’s mind」も何か重大な決心をするという意味なので場合によっては「覚悟する」という意味で利用する事ができます。
案外使い勝手が良いのは「brace oneself」かもしれません。気をしっかり持つという意味ですが「for (ネガティブな事項)」を持つことで覚悟するの意味にぴったりな表現になります。
ちなみに「Please brace yourself up」で「元気を出して」という意味になり、病気の人や落ち込んでいる人への元気付けのフレーズとしても使えます。
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