わお金は誰にとっても切っても切れないお話です。
「拝金主義」とは、金銭を最上のものとしてあがめる考え方。より多く儲けることを考え、金をため込もうとする態度、お金こそが大事なものという考え方のことを指す言葉です。
卑しいというイメージがあり、あまりいい意味では使われません。
個人的には、拝金主義について否定はしませんが「お金が一番大事」という考えは、何事も競争だけを追及しても幸福にはなれないと思います。
お金を目的にするのではなくお金で何をするかが大事ではないでしょうか。何事もバランスをとることが一番重要だと思います。
「拝金主義」「拝金主義者」というフレーズは英語ではどう表現すればよいのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ money-worship:拝金主義
■ money-worshiper:拝金主義者
こんな言い方ができます
■ Society is based on money-worship.
(社会は拝金主義の下に立つものです。)
■ My father is money-worshiper.
(父は拝金主義者です。)
■ Money worshippers believe that money is the most important for their life.
(拝金主義者はお金は人生において最も大切だと思っています。)
補足
「拝金主義」で検索すると「Mammonism」という直訳の言葉が辞書で出てきます。しかしこれは、ネイティブにとっては普段使わない言葉で、聞いたこともない英語話者もいます。
ちょっと専門用語っぽい感じですね。なので「拝金主義」は、わかりやすく言うと「money-worship」がいいかなと思います。
「拝金主義者」と言いたい場合は「money-worshiper」複数形にするときは「money-worshipper」となるので注意が必要です。
お金に関するイディオムはたくさんあります。お金をたくさん持っていることを英語では「well off」「well-to-do」「well-heeled」などのように表現します。
「well-heeled」はいい靴を履いているという意味になります。ゆとりのある暮らしをしている、暮らしが楽である、不自由していないことを「comfortably off」といいます。 お金に困っていることを「on the breadline」「living from hand to mouth」「as poor as church mice’のように表現します。
「tighten your belt」は「ベルトを引き締めて」支出を減らすという意味です。 見境なくお金を使ってしまうことを日本語ではお金を「湯水のように使う」と言いますが英語では「spend money like water」(水のように使う)と言います。
大もうけすることを「make a killing」と言います。 また、お金になる仕事を「money spinner」と言います。「money spinner」には「金づる」の意味もあります。
よく、かなりの額のお金のことを「small fortune」と表現することがあります。 法外な代金を支払わなければならないことを「pay through the nose」と言います。
お金を使い過ぎてしまうこと、あるいは代金をぼられることを「rip-off」と言います。くだけた表現で、名詞と動詞のいずれでも用いられます。 良かったぜひ使ってみましょう。
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