「百害あって一利なし」と言われる喫煙。喫煙自体が悪習慣と認識される中、愛煙家にとっては好きなタバコを楽しむ至福のときである「歩きタバコ」は、禁煙者にとってはただの迷惑行為とみなされています。
さらにタバコを吸わない人にも害を与えてしまう可能性が高いと言われており、日本でも「歩きタバコ」を禁止している自治体もあります。
海外でも現在世界中に広まっている健康志向から喫煙がよい行為とみなされないことが多いため、日本と同様「歩きタバコ」を悪習慣とみなされる傾向が多くあります。そして国や都市によっては禁止されており、見つかると罰せられる場合もあります。
日本のみならず、世界中で悪習慣、迷惑行為とみなされる「歩きタバコ」、英語ではどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います。
- Smoking while walking:歩きタバコ
- Smoking and walking:歩きタバコ
こんな言い方ができます。
■ Smoking while walking will be banned in the United States in the future.
(将来アメリカでは歩きタバコが禁止となるでしょう。)
■ Smoking while walking is a bad manner in Japan.
(日本では歩きタバコは悪いマナーとみなされます。)
■ It is often said that smoking and walking should be fined.
(歩きタバコは罰せられるべきとの声がよく聞かれます。)
■ Smoking while walking is against the law in this city.
(この都市では歩きタバコは違反行為とされています。)
■ Smoking and walking could harm people who do not smoke too.
(歩きタバコは禁煙者にも悪影響を与える可能性があります。)
■ Is smoking and walking allowed in this area?
(この地域では歩きタバコをすることは可能ですか?)
■ You should avoid smoking and walking on busy streets.
(人混みでは歩きタバコは避けた方がよいです。)
補足
「歩きタバコ」は英語では「歩きながらタバコを吸う」という言い方で表現されます。
「while」と同様の意味を持つ英単語に「during」があります。しかし「during」は「〜している間」というように「ある一定の期間」という意味合いが強いため「〜しながら」という意味合いを強めたい「歩きタバコ」では「while」を使う方が自然とされています。
万国共通で悪習慣とみなされつつある「歩きタバコ」。英語での言い方を覚えておくと海外旅行の際などに役立つこと間違いありません。
また巷でよく言われる「喫煙は百害あって一利なし」は以下のように表現できます。
Smoking does much harm but no good.
この表現も併せて覚えておくとよいでしょう。
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