子どもの習い事としても人気の水泳。レジャーのほか、エクササイズとして取り入れられることの多い水泳は、泳げる人にとっては、何とも楽しいアクティビティの一つです。
しかし泳ぐことができない人、いわゆる「カナヅチ」の人にとっては水泳は憂鬱なアクティビティに他なりません。もちろん、泳ぐことができなくても海やプールを楽しむことは可能ですが、水に顔をつけるのが怖い、学生時代に体育の授業で泳げず恥ずかしい思いをしたことが忘れらないなど、嫌な思い出や恐怖感が襲うなど、水泳のことを語るのすら嫌になるものです。
海外ではビーチで過ごすホリデーが人気のため、海外で生活していると日本にいる以上に海やプールで過ごす機会が増えると言っても過言ではありません。そのためしっかりと自分が「カナヅチ」であることは主張できたに越したことはありませんが、「カナヅチ」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います。
■ Can’t swim:カナヅチ(である)
■ Swim like a brick:カナヅチ(である)
こんな言い方ができます
■ I like to go to the sea but can’t swim.
(海に行くのは好きですが、カナヅチです。)
■ My daughter can’t swim. She doesn’t like being in water.
(娘はカナヅチです。彼女は水の中にいることが嫌いなのです。)
■ This lesson is good for people who can’t swim.
(このレッスンはカナヅチの人に最適です。)
■ Can you teach me how to swim? I swim like a brick.
(泳ぎ方を教えてもらえますか?私カナヅチなんです。)
■ I’ve tried to swim better but I still swim like a brick.
(上手に泳げるようにがんばっていますが、いまだカナヅチです。)
■ I like to go swimming, I swim like a brick though.
(カナヅチですが、泳ぎに行くのは好きです。)
補足
「カナヅチ」に相当する名詞は英語では存在せず「泳ぐことができない」「レンガのように泳ぐ」という言い方で表現されます。「レンガのように泳ぐ」はレンガは水に入れると沈んでしまうため、「水中に沈む」、つまり「泳ぐことができない」という表現を含んでいます。
なお、英語には「swim」という動詞から派生した副詞で「swimmingly」という単語があり、これには「物事がスイスイとスムーズに進む」という意味で使われます。つまり「スイスイと泳ぐ」という表現から発想を得た単語であり、日常会話でよく使われますので合わせて覚えておくと役立ちます!
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