日本も最近は実力主義社会となってきましたが、それでもまだ様々なシチュエーションにおいて年齢や勤続年数によって役職や給与が決まる「年功序列」制度の名残が残っています。
特に会社の給与制度などでは、成果はもちろんのこと年齢によって左右されることが多く、フラストレーションを抱えている実力のある若者も多くいることでしょう。
そんな「年功序列」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ Promotion of seniority:年功序列
■ Promotion by seniority:年功序列
■ Seniority-wage system:年功序列
こんな言い方をします
■ If you work for a company in Japan, you will need to understand the promotion of seniority.
(もし日本の会社で働くのであれば、年功序列について理解する必要があるでしょう。)
■ It is often discussed pros and cons of promotion by seniority.
(年功序列制度の賛否についてはしばしば議論されています。)
■ The new CEO tries to do away with the seniority-wage system but majority of employees are not happy with the idea.
(新しく就任した社長は年功序列制度を廃止しようとしていますが、多くの従業員は反対しています。)
■ The seniority-wage system doesn’t exist in my country, so it is hard for me to accept it.
(私の国には年功序列制度はないため、私には受け入れがたいです。)
■ No matter how old you are, you get paid more if you work harder. This is a Japanese company but we don’t have the seniority-wage system as we follow the system of the companies in the states.
(年齢に関係なく、働けば働くほど給与が上がります。我々は日本の会社ですが、アメリカの会社に倣い、年功序列制度を取り入れていないからです。)
補足
ほとんどの欧米諸国では年功序列制度は存在せず、実力主義社会となっています。年齢に関係なく、働けば働くほど、また成果を出せば出すほど給与が上がり、またよいポジションに昇格できます。
なお、「実力主義社会」は英語で「A meritocracy」と表現されます。この表現も併せて覚えておくとよいでしょう。
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