「悪口」とまでいかずとも釘をさすような発言、さらにはそのような発言をする人を示す際に使われるフレーズ「嫌味」。良い意味で使われる表現ではありませんが、日常会話で頻繁に使われるフレーズです。
そんな「嫌味」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現をつかいます
■ Sarcastic:嫌味な
■ Ironic:嫌味な、皮肉な
■ Nasty:嫌味な、意地悪な
■ Mean:嫌味な、意地悪な
こんな言い方をします
■ He doesn’t get on well with anyone as he’s so sarcastic!
(彼は嫌味な人だから誰ともうまくいかないよ!)
■ She’s been talking sarcastic all the time! I don’t like her at all.
(彼女はいつも嫌味ばかり言って、ほんと彼女のことは好きになれないわ。)
■ Stop being sarcastic! You should appreciate what you’ve got.
(嫌味なことを言うのはやめて、素直に感謝してみたら。)
■ He’s so ironic. He’s never said anything nice about your work.
(彼はとっても嫌味な人ね。あなたの仕事に関して文句ばかり言って。)
■ People say that she’s ironic but I think that she’s just a bit too honest with herself.
(みんな彼女のことを嫌味な人だと言うけれど、私は彼女は単に自分に正直すぎるだけだと思うわ。)
■ What a nasty man he is! He doesn’t even say thank you.
(彼はなんて嫌味な人なの。ありがとうすら言わないなんて。)
■ I don’t like to be nasty but you haven’t done yet what you should’ve done by now.
(嫌味なことは言いたくないけど、やるべきことやってないじゃない!)
■ I wasn’t going to be mean to you but sometimes you have to face the reality.
(嫌味なことを言うつもりはなかったけど、たまには現実を直視するべきよ。)
補足
「嫌味(な)」の直訳英語表現としては「sarcastic」が一般的に使われますが、「嫌味」は「優しくない」「親切でない」という意味も含むため、それに相当する表現である「nasty」や「mean」なども「嫌味な」を表現したいときに使われます。
また嫌味な意味合いを含んだ代表的なフレーズとして「who cares?(直訳:誰が気にするの?意味:どうでもいいさ!)」や「so what?(直訳:だから何?意味:どうでもいいだろう!)」などがあり、併せて覚えておくとよいでしょう。
さらにお礼を言うよく使われる「Thank you for your help」なども状況によっては嫌味な表現として使われます。
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