自分に非はないのに、相手に権力があるため、ついつい「泣き寝入りして」しまうことありませんか?
最近では、以前にセクハラ行為を受けていた女性たちが一旦は「泣き寝入りして」いたものの、勇気を振り絞って立ち上がり加害者を訴えるというニュースがメディアを賑わせるようになりました。
そんな「泣き寝入りする」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ Cry oneself to sleep: 泣き寝入りする
■ Give up on: 泣き寝入りする
こんな言い方をします
■ Please don’t cry yourself to sleep. I know it’s hard but you need to tell him that you are not wrong and he is wrong.
(泣き寝入りしないで。つらいとは思うけど、彼が間違っていることを彼に伝えないとだめだよ。)
■ If you are sure he is a groper, you shouldn’t cry yourself to sleep and tell the police.
(もし彼が痴漢であることを確証しているのであれば、泣き寝入りしないで警察に届けないとだめだよ。)
■ Employees tend to cry themselves to sleep when they are abused by their bosses but they should not.
(雇用者たちは上司にいじめられた際、泣き寝入りしがちですが、しっかりと立ち上がるべきです。)
■ I know I shouldn’t give up on it, but he is my boss and it’s not easy to report the executives that he is telling me sexually abusive words all the time.
(泣き寝入りするべきではないことはわかっているけど、彼は私のボスだから重役たちに彼が私に卑猥な言葉を常に浴びせていることを伝えることは難しいわ。)
■ If I give up on telling to our teacher that he is abusing our classmates, who can stop him abusing them?
(もし彼が同級生たちをいじめていると私が先生に伝えることをあきらめ、泣き寝入りしてしまったら、誰が彼のいじめ行為をとめられるのだろうか。)
補足
「泣き寝入りする」は、直訳すると「寝るために一人泣きする」と言う意味となる「cry oneself to sleep」と表現されます。日本語の表現と似ているため、比較的覚えやすいフレーズです。
また「泣き寝入りする」はつまり諦めると言う意味でもあり、その意味合いから「give up」もよく使われますが、何を諦めるか(泣き寝入りするか)を言い表すために「on」を付け足すことを忘れないようにしましょう。
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