何事も集中して、または没頭することは大切なことですが、その行為が過度になってしまうとよくありません。
例えば勉強や仕事に集中することはよいですが、心身ともに不調をきたすほど、がんばりすぎるのはよくありません。
また人のお世話をしているつもりが、お世話が過剰になってしまったり、自分は楽しんでいるつもりが羽目を外し過ぎてしまい、周りに迷惑をかけてしまうのもよくありません。
つまり、何事も「ほどほどに」しておくことが大切なのです。そんな「ほどほどに」は英語でどのように表現されるのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ Moderately:ほどほどに、適度に
■ Don’t do (it) too much/hard:ほどほどに
■ Take it easy:ほどほどに
こんな言い方をします
■ If you go out for drink tonight, please try to drink moderately, as you always tend to drink too much when you go out for drink with your friends.
(今晩飲みに出かけるなら、ほどほどにね。いつも友達と飲みに出かけると、飲みすぎる傾向にあるんだから。)
■ You can eat as much as you want here, but try to eat moderately as you always have a tummy ache when you eat too much.
(ここではいくらでも食べていいけど、食べすぎるといつものように腹痛に悩まされるかもしれないからほどほどにね。)
■ You look so tired. I know you are busy but don’t work too hard.
(すごく疲れてるように見えるよ。忙しいのはわかるけど、ほどほどにね。)
■ She’d studied too hard and hadn’t slept for 2 days, then she got ill. Now she’s trying not to study too much each day and to have enough sleep.
(彼女は勉強しすぎでまる二日間寝ておらず、体調を崩してしまった経験があります。いまではほどほどに勉強するようにし、十分な睡眠を取るようにしています。)
■ “I study in a library for 12 hours every day.” “I know your exam is coming but take it easy.”
(「私は図書館で毎日12時間勉強しています。」「試験が近いのは知っているけど、ほどほどにね。」)
■ “I’m staying here just for 2 days, but I want to go visit many places.” “You must be tired after a long flight, so take it easy.”
(「ここには2日間だけの滞在だけど、できるだけいろいろなところに行ってみたい。」「長時間のフライトの後で疲れてるだろうから、ほどほどにね。」)
補足
日本語では「ほどほどに」という言葉は様々なシチュエーションで用いることが可能ですが、英語では上記の通り、シチュエーションにより使う単語やフレーズが異なってきます。
上記を参考に使い分けを覚えていくとよいでしょう。
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