後先顧みず行動をする性格を表す「無鉄砲」。もともとは「無手法」と記されていたとされ、その感じが表す通り「手法を持たない=後先を考えない」という意味を持っています。
「無鉄砲」は見境なく、無茶をしがちなその性格を表すときによく用いられ、どちらかというと「注意や配慮が足りない」とされ、煙たがられる性格の一つとも言えます。
そんな「無鉄砲」は英語でどのように表現されるのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ Reckless:無鉄砲
■ Thoughtless:無鉄砲
■ Daredevil:無鉄砲な人
■ Rash:無鉄砲な、向こう見ずな
こんな言い方をします
■ His reckless driving was so scary. I appreciate that he drove me home, but I don’t want him to drive me home anymore.
(彼の無鉄砲な運転はほんと怖かったよ。家まで送ってくれたことには感謝するけど、もう彼には送ってもらいたくないよ。)
■ Her reckless behaviour reminds me of her mother.
(彼女の無鉄砲な性格はまさに彼女のお母さんと同じだよ。)
■ You need to realise that being thoughtless is different from being brave.
(勇敢であることと無鉄砲であることには大きな違いがあることに気がつかないといけないよ。)
■ I used to be a thoughtless when I was younger, but now I’m quite sensible.
(若いときは無鉄砲だったけど、今ではかなり思慮深くなったよ。)
■ He’s so a daredevil. I’m always worried about him, he might get injured soon!
(彼はほんとに無鉄砲だから、いつか怪我してしまうのではといつも心配だよ。)
■ My father is famous for being a daredevil and everyone thinks I’m the same, but I’m not. So they are surprised when they find out how shy I am.
(僕のお父さんは無鉄砲で有名だから、僕はそうでないのに、みんな僕もお父さんと一緒と思っているみたい。だからみんな僕がいかに内気かに気がついたときに驚くんだよ。)
■ Don’t be so rash. You need to think first before you do something.
(無鉄砲になっちゃだめだよ。行動を起こす前にまず考えないと!)
補足
「無鉄砲」を表す英語表現は上記の通り「reckless」や「thoughtless」など注意が足りないと言う意味を表す表現が良く使われます。
また上記でご紹介した「rash」は「rush(急ぐ)」とスペルも似ていて、意味も混同しがちですが、間違えて用いないように注意しましょう。
コメント