しつけの厳しい家庭もあれば、子どもを甘やかしてばかりの家庭もあります。
たまには「甘やかす」ことも必要ですが、「甘やかし」てばかりいると我儘で協調性のない子供に育ってしまうものです。
この「甘やかす」というフレーズは子どもに限らず、大人に対しても使われることもあり、さらには他人のみならず「自分を甘やかす」などと自分自身に使われることも頻繁にあります。
そんな「甘やかす」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ Spoil:甘やかす
■ Pamper:甘やかす
■ Treat oneself:甘やかす、ご褒美をあげる
こんな言い方をします
■ You are spoiling your kids too much. They won’t learn anything if you keep doing this.
(子どもを甘やかしすぎだよ。そんな調子では、子どもたちは何も学ばないよ。)
■ I was spoilt when I was young. I got tons of Christmas presents from my parents every year.
(私は子どものころ甘やかされてました。毎年クリスマスには両親から大量のプレゼントをもらっていたの。)
■ I know you like to buy stuff for your kids want but you need to teach them that they can’t get whatever they want. You should not spoil them.
(子どもたちにいろいろ買ってあげるのが好きなのは知っているけど、子どもたちに欲しいものはなんでも買ってもらえるわけではないということを教えないと。甘やかしちゃダメだよ。)
■ She is so spoilt. Look at her. She is grumpy as her father said to no to her when she asked him to buy the dress. She has too many clothes already.
(彼女は甘やかされすぎだよ。見てみろ。買ってもらいたかったドレスをお父さんに買ってもらえなかったからって拗ねてるんだよ。すでにいっぱい洋服もっているのに。)
■ I go to a spa once a month with my friends. Sometimes I need to pamper myself.
(月に一回マッサージに友だちと行くの。たまには自分を甘やかすことも必要だと思うの。)
■ I will treat myself once I’ve done this job. It’s been a hard work.
(この仕事が一区切りついたら自分を甘やかすつもり。だってほんとうに大変な仕事なんだから。)
補足
「甘やかす」を表現するには上記の通り「spoil」や「pamper」「treat oneself」が使われますが、「spoil」は「ダメにする、台無しにする」と言う意味をも持つ通り、どちらかというと否定的な意味合いを持つ表現です。
その一方、「pamper」や「treat oneself」は「ご褒美をあげる」「もてなす」と言う意味合いを持つ通り、否定的な表現は含まれません。
両者の違いを意識して使い分けをするようにしましょう。
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