日本人なら食事の前に思わず「いただきます」と無意識のうちに言ってしまうことがあると思います。「いただきます」は仏教由来の言葉で、食材になった動植物をを頂くという感謝の意から来ています。
また広くは食材を育てたり、調理してくれた人に対する感謝の意味も含まれています。そんな「いただきます」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ Let’s eat:食べましょう
■ Let’s dig in:食べましょう
■ Let’s enjoy our meal:食事を楽しもう
■ Let’s start:(食事を)始めよう。
こんな言い方ができます
■ That looks so delicious. Let’s eat.
(美味しそう。いただきます。)
■ I’m really starting now. Let’s eat.
(本当にお腹が空いた。いただきます。)
■ Now the meal is ready. Let’s dig in.
(もう料理はできたよ。いただこう。)
■ I am so hungry. Let’s dig in.
(お腹すいた。いただきます。)
■ Has everyone got their food? Okay, let’s enjoy our meal.
(みんな食事は揃いましたか?それでは、いただきましょう。)
■ Wow, it looks so yummy. Let’s start.
(うわあ、美味しそう。いただきます。)
補足
日本語の「いただきます」に合致する英語表現は存在しないのでニュアンスが伝わりにくいですが、無理やり表現するなら「Let’s eat」でしょう。
「Dig」は「掘る」の意なので「dig in」はどちらかというと「がっつく」的なニュアンスになり、動植物に対する感謝の意はどうなるのかという疑問が出てきます。最もしっくりくるのは「Let’s start」ではないかと思います。
とはいえ日本文化に少しでも興味があったり馴染みのある外国人なら、そのまま「itadakimasu」を使う人も珍しくないです。「itadakimasu」がオックスフォード英語辞書に掲載される日も遠くないかもしれませんね。
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