ズボンやスカートがいつの間にかずれていた、肩ひもが何度もずり落ちてくる……そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
ほかにも、印刷の位置がずれる、話がずれる、動画の音と映像がずれるなど、「ずれる」は日常のいろいろな場面で使われます。
そんな「ずれる」は、英語ではどのように表現するのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ slip:(服やひもが)ずれる、ずり落ちる
■ fall down:(ズボンなどが)ずり落ちる
■ be crooked:曲がっている、斜めにずれている
■ be off-center / misaligned:(位置が)中心からずれている、ずれている
■ scoot over:(座ったまま)席を詰める、ずれる
■ get off track / go off topic:(話が)脱線する、本題からずれる
■ out of sync:(音と映像などが)ずれている、タイミングが合わない
■ out of touch:(感覚が)ずれている、時代や世間とずれている
こんな言い方ができます
■ Hey, your pants are falling down!
(ねえ、ズボンがずり落ちてるよ!)
■ My bra strap keeps slipping off my shoulder.
(ブラのひもが肩から何度もずれてくる。)
■ Your tie is crooked.
(ネクタイがずれてるよ。)
■ The printing is off-center on this page.
(このページ、印刷がずれてる。)
■ Could you scoot over a little?
(ちょっとずれてもらえる?)
■ Sorry, we’re getting off track. Let’s get back to the main point.
(すみません、話がずれてきましたね。本題に戻りましょう。)
■ The audio is out of sync with the video.
(音声が映像とずれてる。)
■ His sense of humor is a little out of touch.
(彼の笑いのセンスはちょっとずれてる。)
補足
日本語の「ずれる」は何がずれるかによって英語が大きく変わります。まず「何がずれているのか」を考えてから表現を選ぶのがコツです。
服の場合、ひもや襟などが少しずつずれていくなら slip、ズボンがずり落ちるなら fall down が自然です。なお、pants はアメリカ英語ではズボンですが、イギリス英語では下着を指すので、イギリスでは trousers を使いましょう。
物の位置がずれているときは、斜めに傾いているなら crooked、中心からずれているなら off-center、機械やパーツの位置がずれているなら misaligned(または out of alignment)を使います。
人に「ちょっとずれて」と頼むときは scoot over が定番です。話が本題からずれるのは get off track や go off topic と言います。
動画の音ズレのようにタイミングが合わないときは out of sync です。また「感覚がずれている人」「世間とずれている」は out of touch で表せます。


