保険営業はもとより、会社で上司に気に入られたりするために、女性が行う「枕営業」。都市伝説的な匂いもしますが実際に今でも行われているという噂も。
特に影響力のある大物に取り入ることができれば、一気に表舞台に駆け上がることができる芸能界でも、枕営業が盛んだというイメージがあります。
このような「枕営業」は英語でなんと言うんでしょうか。
こんな表現を使います
■ sleep around:色々な相手と寝る
■ for business:ビジネス目的で
■ one’s way up:出世する
■ casting couch:枕営業
こんな言い方ができます
■ Do you know that she has slept around for business?
(彼女が枕営業しているって知ってる?)
■ It’s a secret that most of AKB member slept around for business.
(ほとんどのAKBのメンバーが枕営業したというのは秘密だ。)
■ Everybody knows that Mary slept her way up to the top.
(メアリーがトップの座を勝ち取るために枕営業したとみんな知っているよ。)
■ There are casting couch rumors about every director and producer.
(各々のディレクターやプロデューサーが枕営業の噂がある)
補足
枕営業は直訳すると「pillow-business」ですが、英語では全く意味が通じないので「ビジネスや出世のために寝る」という表現に置き換える必要があります。
英語の表現で一番近いものに「monkey business」というのがありますが、これも「悪戯」とか「裏工作」とかいった意味になるので少し違います。
とはいえ近年、me too問題により「casting couch」という表現が使われ始めています。「casting」はキャスティングディレクターのこと。「couch」はソファーのこと。
つまり、ディレクターが女優を部屋に読んで、ソファーで性行為に及ぶことを「casting couch」と言い始めたのです。
余裕があれば「casting couch」の表現も覚えておくと良いでしょう。
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