腹が立つ。しゃくにさわる、いまいましい、気分を害された。こういうときに大阪の人は「けったくそ悪い」という表現を使います。
「けったくそ悪い」は漢字で書くと「卦体糞悪い」となります。「卦体」とは占いの結果のことで、これが悪いのは凶事の前触れ。「糞悪い」はご存知の通り「とても悪い」の意です。
つまり。「けったくそ悪い」とは凶事の前触れように、腹が立つようなイメージ。大阪人の口癖にもなっています。
では「けったくそ悪い」は英語ではどう表現できるのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ extremely(so) vexing:非常に腹立たせる
■ giant pain in the arse:尻の穴が痛い
こんな言い方ができます
■ As it was extremely vexing, I went home.
(けったくそ悪いから家に帰った。)
■ You are such a so vexing dude.
(けったくそ悪い奴やな。)
■ As it’s a giant pain in the arse, I will sleep.
(けったくそ悪いから、寝る。)
■ I don’t want to do anything as it’s a giant pain in the arse.
(けったくそ悪いかr何もしたくない。)
補足
「けったくそ悪い」は場合よっては「むかつく」と同義なので、「annoying」「disgusting」も使えますが、ニュアンスとして最も近いのは「extremely(so) vexing」です。
「けったくそ悪いから、仕事を辞めたった」は「As it was extremely vexing, I quit my job.」です。フレーズを覚えてしまいましょう。
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