友達、恋人、家族などから「どうしたの?」「もしかして~なの?」などという質問をされて、干渉されたくないときに「別に」と返事をするこがありますよね。
また、取りとめもないことを相手に言って、それほど気にすべき事項ではないと付け加えたい時にも「別にいいけど」と付け加えることもあります。
中国語には「随便(suíbiàn)」という日本語の「別に」とほぼイコールの表現があるのですが、英語にはないので、「別に」「別にいいけど」と英語で表現するのにはひと工夫必要です。
「別に」「別にいいけど」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ though:~だけれども
■ nothing:何でもない
■ whatever: 何でもいい、どうでもいい
■ it’s ok/fine:別にいい
■ not like that:そうじゃない
こんな言い方ができます
■ A:Can I borrow your laptop? B:Yes you can, though please return it by the day after tomorrow.
(A:この本借りていい?B:別にいいけど、明後日までには返してくれよ。)
■A:Did you take the day off today.? What happened to you? B:Nothing.
(A:今日休んだの?どうしたの?B:別に。)
■ A:What do you wanna eat today? B:Whatever. Anything is ok.
(A:今日は何が食べたい?別に。何でもいいよ。)
■ A:I saw your boyfriend is hanging out with Jessica. B:It’s okay.
(A:あなたの彼氏がジェシカと遊んでいるのを見かけたよ。B:別にいいよ。)
■ A:I know that you are into my classmate, Bob. B:No, not like that.
(A:あなたが私の同級生のボブに気があることぐらい知ってるよ。B:違う、別にそんなんじゃない。)
補足
例文を見ていただければ分かるとおり「別に」を英語で表現するには、状況に応じて言い方を変える必要があります。ざっくり分けると「別に」は以下の種類に分けることができるのではないでしょうか。
- 別に~だけれどもの「別に」→though
- 無関心の「別に」→nothing、whatever
- あきらめの「別に」→it’s okay/fine
- 否定の「別に」→not like that
思い付く限りの「別に」を挙げましたが、当然ほかにも様々な言い方ができます。こういう表現は多少無理があっても、状況に応じた自分自身の言い回しを決めて、暗記して使うのが良いです。「別に」は別に英語で言えなくてもいい、なんて思わずに使ってみる事をオススメします。
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