今となっては死語と言っても過言ではないかもしれませんが、昔に流行った「ラリる」という単語をご存知でしょうか。
「ラリる」とは、ろれつがまわらなくなる状態を指す言葉。薬物中毒で何を言っているのか分からなくて全てラ行の音に聞こえることから来ています。
1960年代にできた造語です。そんな「ラリる」は英語でどう表現すれば良いのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ intoxicated:興奮した、夢中になった
■ loopy:頭のおかしい、気の狂った
■ stoned:酔っぱらった
■ whacked:ハイになった、しびれた、
■ crunk:いかれた、ハイになった
■ trippy:幻覚体験のような、頭がクラクラした
こんな言い方ができます
■ Yesterday Tom got intoxicated and destroyed his car.
(昨日、トムがラリって車を破壊したんだ。)
■ Mary got divorced with John as she couldn’t stand his loopy behavior.
(メアリーは、ジョンのラリッた行いに耐えられなくて彼と離婚したんだ。)
■ I don’t know why but I’ve got a crush on you when you got stoned.
(何故かは分からないけど、君がラリッていた時に、君に惚れてしまったんだ。)
■ Please calm down. You are extremely wacked out now.
(どうか落ち着いてくれ。君は今、めちゃくちゃラリってるよ。)
■ My girlfriend got crunk. She keeps eating frogs.
(おれの彼女がラリってるんだ。蛙を食べ続けるんだよ。)
■ If you act trippy in my house next time, I never forgive you.
(もし、また私の家でラリったら、決して許さないから。)
補足
英語で「ラリる」の表現は沢山あります。もちろん、殆どがスラングです。
「stoned」は石を投げられたおかしくなった状態。「whack」は「叩く」という意味なので、「whacked」は叩かれておかしくなった状態。「crunk」は「crazy(狂っている)+drunk(酔っ払っている)」を組み合わせた言葉です。
こうして語源を知っていると、どんな状況で使えるのかイメージしやすくなります。
コメント