子供に説明しても理解できない、若しくは子供に教えてはいけない、そんな事柄を子供から聞かれた際に使う便利なフレーズ「大人の事情」。この言葉は子ども相手だけではなく、大人が対象であっても、団体の利害関係が絡んでいた場合にしばしば使われますよね。
そんな「大人の事情」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ none of your business:関係ないでしょ
■ a grown-up situation:大人の事情
こんな言い方ができます
■ A:Why does my mom go out every night? B:That is none of your business.
(A:なんでお母さんは毎晩お外へ出ていくの?B:大人の事情だよ。)
■ Now ”WLEQ” is temporary closed due to a grown-up situation.
(A:いま「WELQ」は大人の事情により一時的に閉鎖されている。)
■ A:Why does uncle Daniel not come back home? B:That is none of your business.
(A:どうしてダニエルおじちゃんは帰ってこないの?B:大人の事情だ。)
■ Many website owners started to use pictures on “Pakutaso” and “Irasutoya” due to a grown-up situation.
多くのウェブサイトオーナーが大人の事情により「パクタソ」と「いらすとや」の画像を使い始めた。
補足
「大人の事情」という概念は英語にはないので、なかなか表現する事が難しいです。
「none of your business」を使うなら「(あなたには)関係ない」という口語のみでしか伝わらない表現になってしまいますし、「a grown-up situation」も日本語で我々が使うような「大人の事情」の意味として使われている例は稀です。
間接的な表現がし易い日本語と、そうではない英語の違いが実感できる例だと思います。状況に応じて「none of your business」を使うしかなさそうです。
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