毒舌といえば辛辣な悪口や皮肉を吐くこと。そういう人は嫌われそうですが、芸能界には有吉弘行、マツコ・デラックス、坂上忍など人気を博している毒舌タレントもいますよね。
相手に気を使って差しさわりのない事を言う傾向が強い日本人。いっぽう英語話者は、もう少し直接的ではっきりとしています。そのため毒舌な傾向も日本人より強いです。
「毒舌」は英語えはどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ evil tongue:毒舌、中傷者
■ sharp/stinging tongue:毒舌、刺々しい物言い
■ wicked tongue:毒舌
■ insulting/abusive:侮蔑的な、口汚い
こんな言い方ができます
■ My girl friend has an evil tongue. She is always annoying me.
(ぼくの彼女は毒舌だ。いつもぼくをイライラさせる。)
■ She is sharp tongued towards her husband.
(彼女は夫にたいして毒舌だ。)
■ My boss always points out my mistakes with a stinging tongue.
(上司がいつも毒舌で間違いを指摘してくる。)
■ My husband has a wicked tongue when he gets drunk.
(夫は酔うと毒舌だ。)
■ Mary is always insulting Bob.
(メアリーはいつもボブに毒舌を吐く。)
■ Ariyoshi is abusive on TV.
(有吉はテレビでは毒舌だ。)
補足
「毒舌」は上に挙げた例意外にも、「bad language」「barbed tongue」など様々な言い方がありますが、最もシンプルで伝わり易そうなのは「evil tongue」「sharp tongue」です。
「evil」は邪悪なという意味、「sharp」は鋭いという意味の単語です。「stinging」も突き刺すようなという意味なので「tongue」をつけると「毒舌」のイメージにぴったりです。「has a/an ~ tongue」という表現の替わりに「be ~ tongued」と表現することもできます。
「毒舌を吐く」という動詞の表現を言いたい場合は「動詞+with a evil tongue / sharp tongue」とするか「insult」の動詞を使うしかなさそうです。
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