会話の最後で、それまでの話を取りまとめたり、結論を導くときに使われるフレーズ「結局のところ」。
どちらかというと口語的な表現ですが、「結局のところ」は「結論として」と同様の意味合いを持ちますので、日常会話のみならず、ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。
そんな「結局のところ」は英語でどのように表現するのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ After all:結局のところ
■ In the end:結局のところ、結果として
■ The end of the day:結局のところ
こんな言い方ができます
■ We have discussed the issue for a long time but we found that it would be difficult to find a solution that makes everyone happy after all.
(我々は長い時間をかけて議論してきましたが、結局のところ、誰もが幸せになる結論を見出すことは難しいことに気づきました。)
■ After all, I have to go there by myself.
(結局のところ、私はそこに一人で行かなければいけません。)
■ Do you know which team won in the end?
(結局のところどのチームが勝ったのかご存知ですか?)
■ Everyone was happy with the result in the end.
(結局のところ、誰もがその結果に満足でした。)
■ The end of the day, I have to look after my parents and want to as well, even if I don’t live with them.
(結局のところ、同居していてもいなくても、両親の面倒は見なければいけないし、見たいと思っています。)
■ The end of the day, I have to admit that I didn’t pass the exam as I didn’t study enough.
(結局のところ、その試験に合格しなかったのは勉強不足だったことを認めざるをえませんでした。)
■ The end of the day, who would be happy in this situation?
(結局のところ、この状況で誰が幸せだと思いますか?)
補足
「結局のところ」に相当する英語表現は様々ありますが、日常的によく使われる表現は「the end of the day」です。もちろんその他の表現も使われますが、「the end of the day」はネイティヴらしい表現で、この表現を使うと、英語に慣れていると思われることは間違いないでしょう。
そしてラジオやテレビなどでも「the end of the day」はよく使われ、英語の勉強のためにラジオやテレビを視聴している人にとっては、番組のすべての内容が聞き取れなくても、この表現を覚えておけば、この表現の後に番組で伝えたかったことばまとめられていますので、そこに注力して聞けば、番組の内容のほとんどが理解できると言っても過言ではありません。
コメント