猫舌の天敵である熱い飲み物。ファーストフードで注文したコーヒーやお茶が、必要以上に熱すぎると「もう少しぬるいのが欲しい」と思ってしまう猫舌の人は少なくないと思います。
そんな時の「ぬるい」は英語でどう表現すれば良いのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ not hot enough:ぬるい
■ lukewarm:生ぬるい、ほのかに温かい
■ tepid:なまぬるい
こんな言い方ができます
■ This bath is not hot enough. Let’s heat the bath water more.
(このお風呂ぬるいね。もう少し風呂の湯を沸かそう。)
■ As my tongue is too sensitive to heat, I can only take lukewarm coffee.
(私は猫舌なので、ぬるいコーヒーしか飲めません。)
■ Do you like your coffee hot, tepid or cold?
(コーヒーは、あついの、ぬるいの、冷たいの、どれがお好みですか?)
補足
少し知的好奇心が旺盛な人なら「lukewarmはluke+warm、じゃあlukeとはどういう意味だろう」という疑問を持つだろうと思います。
もともと「luke」は、中英語で「ぬるい」を意味する「lew」「lewk」「 leuk」という単語から来ているそうです。そして、これら3つの単語は古英語で「暖かい、晴れの」を意味する「hlēowe」が由来だそう。しかしながら、はっきりとしたルーツは分かっておらず、14世紀ごろには「ぬるい」の意味で「lukewarm」という単語が突如として英語に登場したそうです。
何れにしても、「lukewarm」や「tepid」は学術的な文語的表現で使われる場合が多いので、口語でなら「not hot enough」を使った方が伝わりやすいし便利そうですね。
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