真面目な話をしているのに集中していない。明らかに馬鹿にした態度をとってくる。何がなんでもおちょくろうとしてくる。こういう態度の程度が過ぎると思わず「ふざけるな」と言ってしまいたくなりますよね。
「ふざけるな」は、適切でない事やくだらない事をいうという意味の「ほざく」という表現が語源となっています。この「ほざく」が、ほざく→ほざける→ふざける、と訛り「ふざけるな」という表現に行きついたようです。
英語は汚い表現も沢山あるので、もちろん「ふざけるな」という言い方も沢山あります。「ふざけるな」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ don’t be silly:ふざけるな、馬鹿なこと言うな
■ screw you:ふざけるな、くたばれ
■ stop that shit:ふざけるな、馬鹿は止せ
■ don’t make a joke:ふざけるな、冗談はよせ
■ stop messing/kidding around:ふざけるな
■ shut up:黙れ
■ fuck off:うせろ
■ bullshit:ふざけるな、嘘言うな
■ kiss my ass:ふざけるな、馬鹿野郎
こんな言い方ができます
■ You did it again? Don’t be silly!
(またやったの?ふざけるな!)
■ A:can I borrow one million dollars? B:Screw you!
(A:1億円貸してくれない? B:ふざけるな!)
■ Stop that shit! That’s enough.
(ふざけるな!もう十分だ。)
■Don’t make a joke out of the blue.
(いきなりふざけるな。)
※out of blue:突然、出し抜けに、
■ Stop messing around. I’m not in the mood for that right now.
(ふざけるのは止せ。今はそんな気分じゃないんだ。)
■ You have to do your homework right? Stop kidding around.
(宿題しないといけないんでしょ? ふざけるんじゃないの。)
■ A:Can you show me your panties? B:Shut up!
(A:パンツ見せてくれない? B:ざけんな!)
■A:Can you buy an iPhone 9 for my birthday? B:Fuck off!
(A:誕生日にアイフォン9買ってくれない? B:ざけんな!)
■ A:I can run 500 km. B:Bullshit!
(A:おれ500km走れるんだ。 B:ふざけるな!)
■ As Tom asked me for money, I told him to kiss my ass”
(トムが金をくれとせがむから、ふざけるなと言ってやった。)
補足
英語の悪口は様々な言い方があって「ふざけるな」も例外ではありません。
今回紹介した「ふざけるな」の中で最もマイルドな言い方に属するのは「don’t be silly」「screw you」「stop that shit」「don’t make a joke」などです。
一方、逆に怒りボルテージがマックスな時に使われるような汚い表現は「fuck off」「bullshit」「kiss my ass」などです。
表現の汚さの程度を知らずにネイティブに使ってしまう事は避けたいですよね。慣れないうちは「don’t be silly」「don’t make a joke」など、分かり易くマイルドな表現を使った方がよさそうです。
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