何か新しいことに挑戦する。既に何かに取り組んでいる。何かが原因で落ち込んでいる。私たちはそういった状況にある人たちに対して「頑張って(がんばって)」と励ますことがあります。
この「がんばって」という表現、場合や状況によっては人を傷つけてしまう事もありますが、発音しやすくて使いやすい上に、相手をいたわることができます。非常に便利なフレーズですよね。
実は中国語にも「加油(JiāYóu)」という日本語の「頑張って(がんばって)」に相当する表現があります。しかし英語で「頑張って(がんばって)」と表現する時は場合や状況によって表現を使い分けなければなりません。
「頑張って(がんばって)」は英語では、どのように表現することが可能なのでしょうか。
こんな表現を使います
①新しい事に挑戦する人に対して
■ do your best:ベストを尽くして
■ good luck:幸運を祈る
■ break a leg:上手くやってね、頑張って
■ have fun:楽しんでね
②既に何かに取り組んでいる人に対して
■ hang in there:耐え抜いて、頑張って
■ keep it up:そのまま続けて、努力を続けて
■ you can do it / you can make it:君ならできる:
③落ち込んでいる人に対して
■ cheer up:元気になって
こんな言い方ができます
①新しい事に挑戦する人に対して
■ Good luck with your new job.
(新しい仕事がんばってね。)
■ You go to the gym and expect to do your best.
(ジムに行ってがんばることになります。)
■ You play soccer today? Break a leg.
(今日サッカーするのかい?頑張って。)
■ Are you going to US for studying abroad? Have fun.
(アメリカに留学に行くのかい?頑張って。)
②既に何かに取り組んでいる人に対して
■ Hang in there. We have almost done.
(がんばれ。もうすぐ終わるから。)
■ You are doing well. Keep it up.
(君はよくやっているよ。頑張って。)
■ Don’t give up. I know you can do it.
(諦めないで。頑張って。)
③落ち込んでいる人に対して
■ Please cheer up.
(どうか頑張ってください。)
補足
「頑張って(がんばって)」は様々な言い方がありますが、最も無難な表現は、①の場合は「good luck」、②の場合は「you can do it 」です。
相手が落ち込んでいるとき、③の場合は「cheer up」という言い方もできますが、「気軽に行こう/気にしないで」という意味の「Take it easy」「Don’t worry」「No worries」などの表現の方がよく使われています。
相手を励ましたり、労わったりしたい時のために、最低限「good luck」「you can do it 」「Take it easy」辺りは覚えていつでも使えるようにしておいた方がよいでしょう。
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