「もしお金持ちの家に生まれていたら」「もし~と結婚していたら」「もし~がアメリカ大統領になっていたら」などという事実とは反対の出来事を後悔することを「たられば」と言います。
もし、あなたが妄想ばかりしている人なら「たらればの発想はやめろ」と言われたりしたことがあるかもしれません。「たられば」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな表現を使います
■ coulda, shoulda, woulda:たられば
こんな言い方ができます
■ Don’t tell me “coulda, shoulda, woulda“. I don’t like that attitude.
(いつも「たられば」の話をするな。その態度が気に入らない。)
■ Talking about “coulda, shoulda, woulda” is just a waste of time.
(「たられば」の話をするなんてただの時間の無駄だ。)
■ He really hates the ladies who are like Tokyo coulda, shoulda, woulda, girl.
(彼は「東京タラレバ娘」のような女性が大嫌いなの。)
補足
少し英語が得意な方なら、「coulda, shoulda, woulda」の語源が「could have, should have, would have」という事がすぐ分かるでしょう。
いずれの表現も「have」の後ろに過去分詞の動詞を使って、「~だったらな」という意味を表す仮定法の表現です。たとえば「あなたと一緒にもっと長くいれたらな」と言いたい場合は「I could have stayed with you longer」となります。
しかし、そのまま「たられば」と言いたい場合は英語でも「coulda, shoulda, woulda」と表記され名詞、形容詞として使われているようです。カンマを付けず「coulda shoulda woulda」としていたり、ハイフンつけて「coulda-shoulda-woulda」と書いている例も見られますが「coulda, shoulda, woulda」が最も一般的です。
余計な文法は考えず「coulda, shoulda, woulda=たられば」と覚えてしまいましょう。
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