意外に慣れるのに時間が掛かるのに英語での日付の書き方があります。
日本の英語の教科書はアメリカ英語が基本となっているので、アメリカ英語=正しい英語と思いがちですが、日付の書き方についてはイギリス英語の方が世界ではメジャーだったりします。
早速それぞれの日付の書き方についてまとめていきたいところですが、そのまえに英語の「年、月、日、曜日」の表しかや書き方、およびそれらの短縮形を見ていきましょう。
簡単と思うかもしれませんが、基本的な書き方は意外に忘れていたります。
英語の年の言い方
たとえば1985年は「nineteen eighty-fifth」、1900年は「nineteen hundred」と呼びます
しかし1905年は「nineteen oh five / nineteen hundred and five」という2つの言い方があります。
では、2000年、2005年、2015年などは英語ではどう表現すればよいのでしょうか。それぞれ纏めてみました。
西暦 | 英語での読み方 |
500年 | the year five hundred |
985年 | nine eighty-five |
1900年 | nineteen hundred |
1905年 | nineteen oh five / nineteen hundred and five」 |
1985年 | nineteen eight-five |
2000年 | the year two thousand |
2005年 | two thousand and five |
2015年 | twenty-fifth |
2000年「the year two thousand」、2005年は「two thousand and five」、2015年は「twenty-fifth」。それぞれ読み方のルールが異なるのに注意が必要です。
英語の月の言い方
英語の月の単語はいずれも長めです。そのため、省略して表記することが多々あります。省略形はそれぞれの英単語の頭文字3つをとるだけなので覚え易いです。
月 | 英語 | 短縮形 |
1月 | January | Jan. |
2月 | February | Feb. |
3月 | March | Mar. |
4月 | April | Apr. |
5月 | May | May. / May |
6月 | June | Jun. / June |
7月 | July | Jul. / July |
8月 | August | Aug. |
9月 | September | Sep. |
10月 | October | Oct. |
11月 | November | Nov. |
12月 | December | Dec. |
5月の「May」だけは3文字なので、英単語そのままで省略形になります。また、「June」と「July」はもともと4文字なので、そのまま記述されることも多々あります。
英語の日にちの言い方
英語での日付の読み方は基本的に「数字+th」です。ご存知の通り「1st」「2nd」「3rd」は例外です。日付の書き方も数字によって微妙に異なります(中学校で勉強しましたよね)。
日付 | 英語 | 英語で書き方 |
1日 | 1st | first |
2日 | 2nd | second |
3日 | 3rd | third |
4日 | 4th | fourth |
5日 | 5th | fifth |
6日 | 6th | sixth |
7日 | 7th | seventh |
8日 | 8th | eighth |
9日 | 9th | ninth |
10日 | 10th | tenth |
11日 | 11th | eleventh |
12日 | 12th | twelfth |
13日 | 13th | thirteenth |
14日 | 14th | fourteenth |
15日 | 15th | fifteenth |
16日 | 16th | sixteenth |
17日 | 17th | seventeenth |
18日 | 18th | eighteenth |
19日 | 19th | nineteenth |
20日 | 20th | twentieth |
21日 | 21st | twenty-first |
22日 | 22nd | twenty-second |
23日 | 23rd | twenty-third |
24日 | 24th | twenty-fourth |
25日 | 25th | twenty-fifth |
26日 | 26th | twenty-sixth |
27日 | 27th | twenty-seventh |
28日 | 28th | twenty-eighth |
29日 | 29th | twenty-ninth |
30日 | 30th | thirtieth |
31日 | 31st | thirty-first |
国別の英語の日付の書き方
地域によって表現の仕方が異なるため、意外に慣れるのに時間が掛かるのに英語での日付の書き方があります。
基本的にイギリス式とアメリカ機の二通り分かれるのですが、現在ではこのようになっています。
国 | 順番 | 例(2015年1月1日) |
イギリス | 日+月+年 | 1 Jan 2015 |
アメリカ | 月+日+年 | Jan 1, 2015 |
カナダ | 日+月+年 / 月+日+年 | 1 Jan 2015 / Jun. 1, 2015 |
オーストラリア | 日+月+年 | 1 Jan 2015 |
ニュージーランド | 日+月+年 | 1 Jan 2015 |
シンガポール | 日+月+年 | 1 Jan 2015 |
南アフリカ | 日+月+年 | 1 Jan 2015 |
カナダでは両方の書き方が採用されています。上の表を見ていただければ、学校で勉強した「Jun. 1, 2015」は北米でしか使われていない表現という事が分かります。
まとめ:日付は「日+月+年」の方が便利かも
日本にいても英語での日付の書き方に慣れてると、パソコンでデータを処理したり、ドキュメントを保存したりするときに便利です。時間の短縮になります。
仕事で海外の取引先にデータを送るときも、英語で日付が打ってあると変更する必要もないですし、タイトルを見ただけで、いつ作成されたものか分かります。
もちろん個人の好みにもよりますが、筆者としては「カンマ(,)」が必要な「月+日+年」で表記するアメリカ式より、一気に書けてしまう「日+月+年」で表記するイギリス式をオススメします。
たとえば、2016年1月1日なら「1 Jan 2016」、「2017年12月31日」なら「31 Feb 2017」といった要領です。後ろから前へ(日→月→年)と逆にして書くだけなので楽ちんです。
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