「英語が大好きで英語を使った職業に就きたい」
「海外留学で培った英語力を活かした職業に就きたい」
国際化が進み英語の必要性が増してくる昨今、このように願う人は少なくないです。
英語は「英語を勉強する」という意識でなく「英語で何かする」という意識で取り組むのがスマートな磨き方です。
その「何か」において最も強い動機が「恋愛」と「仕事」ですが、「恋愛」は人の好き好みは千差万別で一般化しにくい。
そこで今回は英語を磨く大きな動機になり得る「仕事」に焦点を当て、英語が活かせるオススメの職業を紹介します。
英語が活かせる職業6選
日本語音声、日本語文法、日本人の性格、日本の地理的特徴など様々な特徴が奇跡的に一致したが故に、英語が苦手な人が多い日本人。
しかし、だからこそ英語が実用的なレベルできればその他と差別化でき、様々な職業に就くことができます。
英語ができれば具体的にどんな職業に就くことが容易になるのか紹介します。
1.バイリンガル秘書
スケジュール管理、来客対応、出張手配など、上司がスムーズに仕事を遂行できるようにサポートする重要な役割を担う秘書。
最近では外資系企業に関わらず、グローバルな企業展開をサポートできる高い英語力を持った秘書を求める企業が増えています。
秘書は上司に変わり、英語で文書やレターの作成を任されることも少なくありません。
海外からの電話や来客対応やまた上司の通訳的役割を果たす可能性もあり、スピーキング、リスニング、そしてライティングとも高い英語力を持っていると重宝されます。
2.英語通訳
高い英語力を活かす花形職業とも言えるのが通訳。
聞いた英語を即座に日本語に、また日本語を即座に英語に訳していく必要があるため、ネイティブ並みの英語力が必要となります。
状況によっては専門用語の英訳、和訳が必要となったり、時事関連の話題にも即座についていけるよう、常に世界のニュースにアンテナを張っている必要もあります。
英語通訳は最も高いレベルの英語力の維持が必要なので、常に英語力のが研磨が必要な職業と言えます。
3.ホテルマン
海外のみならず日本にも、数多くの外資系高級ホテルが進出しています。
外資系高級ホテルでは海外からの外国人宿泊客も多く、流暢な英語での来客対応が必要となります。
また外資系ホテルに関わらず、東京や大阪などの大都市、京都やその他有名観光地には一年を通して数多くの外国人観光客が訪れます。
外国人に人気の観光地では、ビジネスホテルや旅館などでも高い英語力を持った人を採用する傾向にあります。
4.総合商社の社員
就活生の人気就職先でもある総合商社ですよね。
最近は日本国内の需要が細ってきているため、様々な商品をグローバルに取引する総合商社が増えてきています。
そのような総合商社では海外勤務として駐在できる可能性も高く、高い英語力を持っているほど就職を有利に運べます。
高い英語力のほか、コミュニケーション力や自発的に行動する積極性も求められます。
海外展開する総合商社かなりハードな業務となるものの、それに反映してやりがいを感じられる職業ともいえます。
5.外資系企業の社員
いわゆるGAFAと呼ばれるグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルなどの米国巨大企業を筆頭に、日本では多くの海外大手企業が進出しています。
そのような弱肉強食の世界である外資系企業では、日本支社でも公用語が英語であることが珍しくはありません。
高い英語力を保持することは、外資系企業に就職するためには必須スキルと言えます。
また同僚が日本人以外ということも多く、異文化に溶け込みやすい柔軟性も兼ね備えている必要があります。
6.英会話講師
英語が上手になりたいと思う人は後を絶ちません。そんな多くの人の願いをサポートする職業が英会話講師です。
ネイティブ講師では理解が難しいので、日本人ならではの英語に関する悩みや問題にも対応できるのが日本人英会話講師の強みです。
そのため、日本英会話講師の需要は多く、最近では日本人英会話講師だけの英会話プログラムも少なくないです。
英会話講師は、好きな英語を一人でも多くの人に伝えていくことのできる、英語好きにとってやり甲斐のある職業と言えます。
昨今は英語教育の需要の高まりから、小学校低学年から英語を勉強させる過程が増えており、児童英語の需要も高まっています。
英語転職向けおすすめ転職エージェント
英語を活かす仕事を探す場合、個別に企業に応募することも可能です。GAFAなどの誰もが羨む世界的大企業は、大半が個別に応募できる会社です。
しかし、流石にGAFAはハードルが高くその他の英語を使う仕事を探すなら、転職エージェントを使った方が効率的に職探しができます。
英語が活かせる案件に強いオススメの転職エージェント4選を紹介します。
1.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、実績数や案件数などが業界No1で、国内最大級の転職エージェントです。
取引先は日系大手ばかりというイメージが強いかもしれませんが、外資系転職エージェントを買収しているため、外資系案件にも強いです。
世界を股にかけて活躍するグローバル企業の案件も多いため、グローバル案件専属のコンサルタントも在籍しています。
将来は大手企業の海外駐在員として働きたいという人に特にオススメです。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
2.dodaエージェント
dodaエージェントは、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
dodaは日系企業が多いですが、日系企業の海外営業や貿易関係職、英会話学校の講師の案件など様々な案件を抱えています。
業界No.1のリクルートは、ハイスペック求人が多いですが、dodaは英語通訳・ホテルマン・英会話講師など、幅広い求人を抱えているのが特徴です。
公式サイト:https://doda.jp/
3.JACリクルートメント
マイナビエージェントは、実績数や案件数はリクルートやdodaに劣るものの、20代~30代の若手向けの転職エージェントです。
第二新卒や地方での転職サポートに強いエージェントなので「英語転職にマイナビ?」とピンとこない人もいるかもしれません。
しかし実はマイナビは、語学を生かした転職希望者のためのサイトも運営しており、英語を生かせる求人も多数保有しています。
20~30代前半で英語を生かした職を希望するなら、登録しておきたい転職エージェントと言えます。
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
英語転職サイト:https://tenshoku.mynavi.jp/
英語転職を成功させるには
「英語を活かせる職業」と「英語転職向けおすすめ転職エージェント」を紹介しましたが、英語転職を成功させるために大切な事は、英語を磨き続けることです。
もちろん英語を活かせる職業に就くためには、英文履歴書(CV)を準備し、常にアップデートしておくことも大切です。
上記で紹介したエージェントのほか、LinkedInにアカウントを作って自分の経歴を掲載しておくとスペックによっては企業からヘッドハンティングが来ることもあります。
「いきなりLinkedInは少しハードルが高い」と思う人は、とりあえず今回紹介したような転職エージェントに登録してみて担当者に相談してみると良いでしょう。
なお転職エージェントの費用はすべて採用企業側の負担であるため、求職者は転職エージェントを無料で利用できます。
コメント