外国語は机上でも学習できますが、流行の言い回しやスラングは、ネイティブように言語を使いながら生活しないと習得できません。
逆に言えば「言語を学習する」という感覚を持たなくても、あらゆる目的のために言語を使っていれば、それほど努力しなくても言語は身に付きます。
机上でいくら勉強しても身につかなそうである反面、日常生活では使うことがありそうな表現に「きもかわいい」があります。これは「きもい」と「かわいい」がくっついた複合語である事は言うまでもありません。
「きもかわいい」は新しい日本語表現なので英語にはなさそうに思えますが、英語にも「きもかわいい」に相当する表現があります。
「きもかわいい」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ cugly:きもかわいい、きもかわ
■ pugly:きもかわいい 、きもかわ
■ freaky/gross/creepy cute:きもかわいい
こんな言い方ができます
■ This dog is so cugly.
(この犬すごくきもかわいい。)
■ Your boyfriend is pugly.
(あなたの彼氏きもかわいいね。)
■ Do you want to try this freaky cute makeup?
(このきもかわメイクを試してみたい?)
■ I want gross cute cats that you have.
(君が飼ってるきもかわいい猫が欲しい。)
■ It’s okay that you don’t understand my creepy cute fashion.
(私のきもかわファッションを理解してくれなくてもいいです。)
補足
「きもかわいい」に相当する英単語は「cugly」「pugly」の二つあります。「cugly」は「cute(かわいい)+ugly(醜い)」のこと。「pugly」はまさにきもかわいい犬の「pug(パグ)のいような」という意味です。
日本語のように「きもい(freaky/gross/creepy)」という単語と「かわいい(cute)」という単語を並べて、「きもかわいい」とすることも可能です。
「freaky/gross/creepy」と「cute」の間に「but」を入れて、「freak but cute」「gross but cute」などと表現している英語の例もよく見かけます。
「きもかわいい」と言いたい場合「cugly」「pugly」の表現には馴染みがない人もいるかもしれないので、「freaky/gross/creepy cute」「freaky/gross/creepy but cute」などの表現を使ったほうが無難かもしれません。
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