金(きん)、FX、株式、不動産など、私たちの投資には、実に様々なオプションがあります。その中でも最も新しいジャンルと言ってよい投資対象に「仮想通貨」があります。
「仮想通貨」とは、名前の通り実物のお金とは対照的なオンライン間で取引可能される新しい通貨のこと。最も代表的なものに「ビットコイン」があります。
「仮想通貨」は、実物貨幣とは異なり、特定の国家による価値の保証を持たない通貨とされていました。しかし昨今は中国が仮想通貨取引を停止したり、仮想通貨で取引できるオンラインサービスが乱用されたりと、市場価格の変化が激しいです。
将来的には各々の国家専用の仮想通貨、例えば日本なら「ジャパンコイン」、中国なら「チャイナコイン」、アメリカなら「USコイン」等といった仮想通貨ができて取引される、という事も考えられます。
いずれにせよ、仮想通貨の代表格であるビットコインは非常にリスクの高い投資商品といえるでしょう。仮想通貨に関するニュースがまとめられている「仮想通貨まとめ」を見ると、動向が手に取りやすいです。購入を考えているのであれば、現在は取引手数料が0円の「QUOINEX」といったサービスもあります。
このような夢もあるけどリスクも非常に高い「仮想通貨」。英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ cryptocurrency:仮想通貨、暗号通貨
■ virtual currency:仮想通貨
■ digital currency:デジタル通貨
※発音は単語をクリックすれば確認できます
こんな言い方ができます
■ I am wondering if I should invest in cryptocurrency.
(仮想通貨に投資するか迷っています。)
■ Should I buy cryptocurrency?
(私は仮想通貨を買うべきですか?)
■ What is the best virtual currency to invest in?
(どの仮想通貨に投資するのがベストですか?)
■ Virtual currency is treated as property for US.
(アメリカでは仮想通貨は資産として扱われています。)
■ Could you tell me where to safely buy digital currencies?
(どこで安全に仮想通貨が買えるか教えてもらえますか?)
■ When is the best time to invest in digital currency?
(いつ仮想通貨に投資するのが最もよいですか?)
補足
「仮想通貨」は今回挙げた3つの言い方がありますが、金融に関する英語媒体で最もよく用いられる単語は「cryptocurrency」です。これは「暗号文」を意味する「crypto」と貨幣である「currency」が組み合わさったもの。そのため「暗号通貨」という意味合いが強いです。
日常生活で広義で仮想通貨と言いたい場合は「virtual currency」を使った方がすんなり伝わる。たとえ仮想通貨のバックグランド知識がなくても伝わりそうな表現に「digital currency」もあります。
今回挙げた例文は殆ど「~ currency」と単数を使っていますが、「cryptocurrencies」「virtual currencies」「digital currencies」と複数形にするのも有です。
英語に馴染みがなくても「virtual currencies」「digital currencies」はすぐにイメージできると思います。仮想通貨についてはニュースなどで「cryptocurrency」の単語を見たら仮想通貨であると瞬時に分ければ問題ないでしょう。
コメント