日常生活に根ざしたサバイバル言語というものは、やはり当地に住んでみないと身につかないもの。英語学習者が日本でいかに努力して英語を勉強しようが、英語圏で普通に日常生活を送っている英語学習者には到底追い付けない場合がほとんどです。
サバイバル言語の例に「近視」「遠視」などの一般的な目の病気が挙げられます。環境の違いから発症してしまう病気は多々ありますが、「近視」「遠視」「乱視」などの病気は日本以外でも発症するもの。
海外で眼科や眼鏡屋さんに行って、自分の眼の症状を伝えないといけない。海外在住者のみでなく海外旅行をしていても、そういった必要が出てくるかもしれません。
「近視」「遠視」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
①近視
■ short sighted:近視の
■ short sightness/sightedness:近視、近眼
■ near sighted:近視の
■ near sightness/sightedness:近視、近眼
■ myopia:近視、近眼
②遠視
■ far sighted:近視の
■ far sightness/sightedness:遠視、遠眼
■ long sighted:近視の
■ long sightedness:遠視、遠眼
■ hyperopia/hypermetropia:遠視
※発音は単語をクリックすれば確認できます
こんな言い方ができます
①近視
■ If you are short sighted, please use prescription goggles.
(近視の方は、指定されたゴーグルを使ってください。)
■ The most common vision problem with school aged children is short sightness.
(学齢児童における最も一般的な眼の病気は近視です。)
■ I cannot see the letters on the blackboard. I have a short sightedness.
(黒板の字が見えません。私は近視なんです。)
■ You are near sighted so I recoomened you to go to an ophthalmic clinic,
(貴方は近視なので眼科に行くことを薦めます。)
■ 90 percent of high school graduates have near sightness.
(90%以上の高校卒業者は近視です。)
■ Is there a way I could fix my near sightedness?
(近視を治す方法はありますか?)
■ Why do so many people have myopia?
(なぜ近視の人が多いんでしょうか?)
②遠視
■ My boyfrined is far sighted. I am thinkig about buying a new glasses for him.
(私の彼氏は遠視です。彼に新しい眼鏡を買うか考えています。)
■ My girlfrined has far sightness. I took her to a optic clinic yesterday.
(僕の彼女は遠視です。昨日は彼女を眼科へ連れて行きました。)
■ People who had near sightedness tend to have far sightedness too.
(近視の人々は遠視にもなる傾向があります。)
■ We are long-sighted under water.
(水面下では私たちは遠視です。)
■ You can find out if you have long sightedness by having an eye test.
(眼科テストで遠視かどうか発見することができます。)
■ Hyperopia/Hypermetropia is not so common as myopia.
(遠視は近視ほど一般的ではありません。)
補足
「近視」「遠視」という表現も、「二次会」同様に直感的な英訳が使えます。「近視」は「short/near sightned」と「short/nea rsightness/sightedness」という言い方が可能ですが、前者は形容詞的な、後者は名詞的な使われ方をします。
「far/long sightned」と「short/near rsightness/sightedness」も同様ですが、「near sightness」という表現のみは、使われている例がありませんでした。
「myopia」「hyperopia/hypermetropia」も同様に近視や遠視という意味ですが、これらは医学的な表現で、診断名として使われるのが一般的です。
単純に近視、遠視と言いたい場合は、「be short/near sightned」「be far/long sightned」という表現が最もシンプルで伝わりやすいでしょう。
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