学齢期に英語圏で生活していた訳ではない日本人は、数学用語の英語には馴染みがないです。たとえば英語で「+」は「plus」、「-」は「minus」とすぐにイメージできても「×」は「multiplied by」、「÷」は「divided by」と知っている日本人は少ないのではないでしょうか。
四則演算(four arithmetic)の勉強を一通り終えると、分数(fraction)の計算を勉強しますよね。数学用語の中でも特に「2分の1」「3分の1」「3分の2」などの分数は、よく英語でも表現したくなります。
「2分の1」「3分の1」「3分の2」などの分数は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ one-half:2分の1、1/2、半分
■ one-third:3分の1、1/3
■ two-thirds:3分の2、2/3
■ three-fourths:4分の3、3/4
■ four-fifths:5分の4、4/5
こんな言い方ができます
■ Cambodia is one-half the size of Japan
(カンボジアの面積は日本の半分です。)
■ One-third of the population is going to be 65 years old or above in Japan.
(日本では3分の1の人口が65歳以上になりつつあります。)
■ Two-thirds of the world’s population is now using mobile phone devices.
(世界の3分の2の人口が携帯端末を使用しています。)
■ Three-fourths of the earth’s surface is water.
(地球の表面の4分の3は海です。)
■ Four-fifths of the members attended the meeting.
(メンバーの5分の4がその会議に出席した。)
補足
英語の分数は、「one, two. three」など数量を表す基数詞+「first, second, third」など順序を表す助数詞で表現します。
分子が1(one)の場合は、単数なので「one-second(1/2)」「one-third(1/3)などと、そのまま順番に並べればよいですが、分子が2(two)以上の場合は、複数なので「two-thirds(2/3)」「two-fourths(2/4)」と、助数詞を複数にする必要が’あります。
英語での分数表現は、前後の文脈もはっきりさせないと伝わりにくいです。深く考えるより、こういうものだと使って慣らしていくのがよいでしょう。
コメント