子どもの頃、友達とふざけ半分のケンカで「この雑魚!」と言い合った経験がある人も多いのではないでしょうか。
「雑魚」はもともと取るに足らない小魚のことで、そこから「小物」「弱い相手」を指すようになりました。最近では、オンラインゲームで弱いプレイヤーや、簡単に倒せる敵キャラを「雑魚」と呼ぶことも多いですね。
そんな「雑魚」は、英語ではどのように表現するのでしょうか。

こんな単語や表現を使います
■ small fry:雑魚、小物、取るに足らない人(たち)
■ nobody:取るに足らない人、名もない人
■ lightweight:(実力や影響力の)軽い人、小物
■ small-time:(犯罪者やビジネスなどが)小物の、ちんけな
■ pushover:簡単に負かせる相手、ちょろい相手
■ noob:(ゲームなどの)初心者、下手なやつ(スラング)
■ loser:負け犬、ダメなやつ(スラング)
■ mobs / minions:(ゲームの)雑魚キャラ、雑魚敵
こんな言い方ができます
■ Forget about them. They’re just small fry.
(あいつらは放っておけ。ただの雑魚だよ。)
■ The police caught a small fry, but the boss got away.
(警察は下っ端を捕まえたが、ボスは逃げた。)
■ Stay out of this, small fry.
(雑魚は黙ってろ。)
■ Who do you think you are? You’re a nobody.
(何様のつもりだ?お前なんか雑魚だろ。)
■ He’s just a small-time crook.
(あいつはただの小物の詐欺師だ。)
■ That team was a pushover. We won 10 to 0.
(あのチームは雑魚だった。10対0で勝ったよ。)
■ Stop camping, you noob!
(芋ってんじゃねえよ、この雑魚!)
■ You can skip the mobs and go straight to the boss.
(雑魚敵は無視してボスに直行していいよ。)
補足
日本語の「雑魚」に最も近い英語は small fry です。fry は「稚魚・小魚」のことで、日本語と同じく「小魚」から「取るに足らない存在」という意味が生まれました。small fry は複数でも単数でもそのままの形で使えますが、アメリカ英語では一人を指して a small fry と言うこともあります。
会話で相手を見下して「雑魚」と言うなら、nobody(取るに足らない人)や lightweight(小物)も使えます。犯罪者や商売人などが「小物」という場合は small-time がぴったりです。
スポーツやゲームで「簡単に倒せる相手」を指すときは pushover、ゲームの下手なプレイヤーには noob がよく使われます。RPGやオンラインゲームの雑魚キャラ・雑魚敵は mobs や minions と呼ぶのが一般的です。
以前は idiot を「雑魚」の訳として紹介していましたが、idiot は「バカ」という意味で、弱さや格下であることを表す「雑魚」とはニュアンスが違います。loser も「負け犬、ダメなやつ」という意味なので、「雑魚」とは少しずれます。
「雑魚は黙ってろ」は Stay out of this, small fry. や Nobody asked you.(誰もお前に聞いてない)のように言えます。どれも相手をかなり見下す強い言葉なので、冗談が通じる相手やゲーム内のやりとり以外では使わないようにしましょう。


