子供のころにクラスメートや友達とじゃれあいの喧嘩になる。そして「この雑魚(ザコ)が!」などと言って喧嘩した経験はないでしょうか。
「雑魚(ざこ)」は雑草の「雑」という漢字を使うことからもイメージできる通り、とるに足らない価値のない小魚という意味です。
そこから転じて、大物と比較して、小者を指すようになりました。アニメで例えるなら、ガンダムの「ザク」、ドラゴンボールの「栽培マン」が典型的な雑魚ですよね。
どちらかというと汚いスラングですが、英語の方がこういった表現は多いです。「雑魚(ざこ)」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ idiot:馬鹿、阿呆、雑魚
■ loser:敗者、負け犬
■ small fry:取るに足りない奴ら
■ wimp:弱虫、意気地なし
こんな言い方ができます
■ That dude is such an idiot.
(あいつは雑魚だよ。)
■ Hey loser. Do you think you can run away from here?
(おい雑魚。ここから逃げられるとでも思ってるのか?)
■ They are just small fry.
(あいつらはただの雑魚だよ。)
■ Hey wimp! Lend me money.
(おい雑魚!金貸せよ。)
補足
喧嘩の際によく使われる「雑魚(ざこ)」のような意味で使われる英語表現は「idiot」「loser」です。
「wimp」も意気地なし、弱虫と言って相手を貶めるときに使う表現なので「雑魚(ざこ)」に近いです。しかし、日本語の「雑魚(ざこ)」に最も近い英語表現は実は「small fry」です。
「fry」は小魚や稚魚の事ですが、これに「small」をつけることで、本当に取るに足らない存在というニュアンスになります。ちななみに「fry」は複数表現になるので、相手が一人の場合は「a small fry」といったように冠詞をつける必要があります。
とはいえ、やはり最もストレートで伝わりやすいのは「idiot」「loser」でしょう。あまり使う機会もないと思いますが、「idiot」「loser」の応用として「wimp」「small fry」が使えればベストでしょう。
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