あなたは関西弁を使いこなすことができますか。世界共通語の英語という言語は、抑揚がある直接的な言語なので、標準語よりも関西弁に近い気がします。
性格的にも英語圏の方々はオープンでダイレクトな人が多いので、コミュニケーションという点においては、首都圏の方々より関西の方々の方が、英語ができる素質を備えているのではと感じます。
しかし、ただでさえ島国の中で進化し続けた日本語は、英語圏の人々にとって非常に難解なのに、その日本語の方言である関西弁となるとカオスとしか言いようがないと思います。
その事が身にしみて分かる例があるので紹介します。
「ええ」のバリエーション
ええの?:Are you sure?
・ええよ/ええで:Sure.
・ええやろ?:(It’s)nice, don’t you think?
・ええやろ!:Who cares?
・ええやん:It’s nice.
・ええなぁ:I’m jealous.
・ええで〜:I think you’ll like it, too.
・ええねん(①相手に勧める②相手を許す・たしなめる:It’s good./It’s OK.
・ええから:That’s OK.
・ええわ:No, thank you.
・ええって:I’m really fine.リンク
もっとある「ええ」の表現
上記のような「ええ」を使った表現はもっとあるので書き出してみます。
・ええの?:Is it okay?
・ええか?:Okay?
・ええねえ:It’s nice, isn’t it?
・ええわぁ:It’s good.
・ええもん:It’s okay.
・ええもんか?:Is that really good?
奥が深い関西弁
見ての通り「ええ」に少し変化を加えただけで、英語では目まぐるしく表現が変化します。また、同じ表現でもアクセントのつけ方によって意味が180度異なってくる可能性もあります。
上記の英語の訳も一定ではなく、色んなバリエーションが考えられます。関西人の方で英語が得意な方は、いろいろな「ええ」の表現を考えてみては如何でしょうか。
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