「あいつ’まめ’だからさ」「あんたの彼’まめ’だよね」「’まめ’な人は苦手」…普段こんな言う風に会話することはないでしょうか?
「まめ」とは「面倒くさがらず細かいことをできる」という意味で使われることが多いです。
実は「まめ」を漢字で表記すると「忠(ま)実(め)」になります。忠実の「忠」、実直の「実」を組み合わせた語で「誠実で真面目な様子」を意味する語なんですよね。「几帳面」と同義として使われることも多いです。
このような「まめ」を英語で表現したい場合、どのような言い方が可能なのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ methodical:几帳面な
■ diligent:真面目な、熱心な、勤勉な
■ hardworking:勤勉な、熱心な
こんな言い方ができます
■ Wow, you are so methodical.
(わあ、君は本当にまめだね。)
■ My husband is a methodical person.
(私の夫はまめな人です。)
■ I didn’t know that you are so diligent.
(きみがそんなにまめだとは知らなかったよ。)
■ New boss is a diligent person.
(新しい社長はまめな人だ。)
■ Generally speaking, Japanese people are hardworking.
(一般的に日本人はまめ[=仕事熱心]だ。)
■ Our employees are so hardworking.
(我が社の従業員はまめ[=仕事熱心]です。)
補足
「まめ」とは言い換えれば「よく気付く」「几帳面」だという意味。そのため、最も日本語の「まめ」のニュアンスに近いのは「methodical」となります。
プラスの意味での「真面目」というニュアンスを強めたいなら「diligent」がぴったりです。ポジティブな意味で使いたい場合は「diligent」を使った方が良さそうです。
仕事において熱心であるという意味での「まめ」なら「hardworking」が使えます。ただしこれは、かなり使える状況が限定的です。
最も広い意味で使えて便利なのは「methodical」です。「まめ=methodical」で暗記して使い慣らすとよいでしょう。
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