ここ最近、ユーチューブでDA PUMPのUSAという曲のミュージックビデオがダサカッコいいと人気になっています。黒い背景に、どこか懐かしいユーロビートによく耳を澄まして聞いてみると意味が分からない歌詞、奇抜な衣装でダンサーたちが「キレキレ」で踊っています。
また、どうやらここ最近の小学校、中学校の体育の授業では、ダンスを必修化しているようですね。原因はおそらく大阪の登美丘高校ダンス部のバブリーダンスではないでしょうか。
こういったダンスの滑らかさや上手さを褒める時に使う「キレキレ」って英語で言えますか。もし、アメリカで目の前にダンサーが現れたら「あなたのダンス、キレキレだね」って言えますか。
果たしてこのダンスの表現によく使われる「キレキレ」というフレーズは英語ではどう表現すればよいのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ skillful:キレキレ
こんな言い方ができます
■ Of course, professional ballerinas can do a skillful dance.
(プロのバレリーナはやっぱりキレキレのダンスできるよね。)
■ Abilities of DA PUMP to sing and a skillful dance are highly regarded.
(DA PUMPの歌唱力とキレキレのダンスは高く評価されている。)
■ My grandmother can do skillful sewing, so she made the baby’s clothes.
(おばあちゃんはキレキレの裁縫できるから、赤ちゃんの服を作ってくれた。)
■ The soccer player made a skillful goal.
(サッカー選手がキレキレのゴールした。)
補足
日本語で形容詞のように使う「キレキレ」という言葉は英語で「skillfully」という単語を使って副詞として使うこともあります。例えば、上記の一つ目の例文が「Of course, professional ballerinas can dance skillfully=プロのバレリーナはやっぱりキレキレのダンスできるよね」と言っても、自然な英語です。
先ほどの文章では「skillful」が「dance」という名詞にかかっていますが「skillfully」という副詞はdanceというという動詞に掛かります。
今回、キレキレという意味で「skillful」という単語を用いましたが、これはダンスにだけ使われる単語ではなくあらゆることに使えます。
「skillful」は、元々勘がいい人は気づいているかもしれませんが”skill”という名詞に-fulがくっついた形容詞です。「Skill」の意味はワザや技法、技巧です。日本語でも、「あの選手のスキル高いよね?」なんて言ったりしますね。「Skillful」の意味は「器用な、巧みな」などと言う意味になります。日常英語で、よく使います。
また、単に得意なことを現す時も「Skillful」を使ったりします。例えば「I am skillful at running=私は走ることが得意です」という表現も可能です。「skillful at ○○ing」とひとかたまりで覚えてしまうと、とっさの時に使えたり、応用が利いたりするので便利です。ぜひ覚えておきましょう。
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