「細かい」は、とても使い道の広い日本語です。「あの人は細かい」のように口うるさい性格を表すこともあれば、「細かい作業が得意」「細かいところまで丁寧」のようにほめ言葉として使うこともあります。
さらに「細かいお金」「細かく刻む」「細かい字」など、物の大きさや状態を表すときにも使いますね。
そんな「細かい」は、英語ではどのように表現するのでしょうか。

こんな単語や表現を使います
■ picky:(好みや基準に)うるさい、細かい(ややネガティブ)
■ nitpicky:重箱の隅をつつくような、細かすぎる
■ particular about ~:~にこだわりがある、~に細かい
■ detail-oriented:細部まで気を配る、細かいところまで丁寧な(ほめ言葉)
■ small change:小銭、細かいお金
■ detailed:細かい、詳しい、精巧な
■ fine:(粒・字・模様などが)細かい
■ minor details:ささいなこと、どうでもいい細かい点
こんな言い方ができます
■ Mr. Suzuki is really picky about grammar mistakes.
(鈴木先生は文法のミスに本当に細かい。)
■ Stop being so nitpicky. It’s fine.
(そんなに細かいこと言わないでよ。大丈夫だって。)
■ She’s very particular about how the dishes are washed.
(彼女はお皿の洗い方に細かいんだ。)
■ He’s very detail-oriented, so I trust him with the final check.
(彼は細かいところまでよく気がつくから、最終チェックを任せているんだ。)
■ Sorry, I only have small change.
(ごめん、細かいお金しかないや。)
■ The clerk explained everything in detail.
(店員さんが細かく説明してくれた。)
■ This embroidery is incredibly detailed.
(この刺繍はすごく細かい。)
■ Chop the onions finely.
(玉ねぎを細かく刻んでください。)
■ Let’s not worry about the minor details for now.
(今は細かいことは気にしないでおこう。)
補足
「細かい」は何について言うかによって英語が大きく変わります。性格、お金、作業や物の見た目、説明の詳しさなど、場面ごとに使い分けましょう。
口うるさい人に対して「細かいね」と言うなら picky が一番自然です。度が過ぎてうんざりするときは nitpicky、特定のことにこだわりがある場合は particular about ~ が使えます。
一方、「細かいところまで丁寧」というほめ言葉には detail-oriented や meticulous を使います。履歴書や面接で自分の長所を言うときにも便利な表現です。
お金の「細かい」は small change です。「細かいのありますか?」は Do you have any small change? と言えます。説明が「細かい」は in detail、刺繍や模様などが「細かい」は detailed、粉や字が「細かい」は fine で表します。
minor は「重要ではない、ささいな」という意味なので、minor details は「気にしなくていい細かい点」というニュアンスになります。
なお、「鈴木先生」を英語で言うときは、Suzuki Teacher と直訳せず、Mr. Suzuki や Ms. Suzuki のように言うのが自然です。


