昨今は猛暑が続き例年になく熱中症で倒れる人が多いですよね。特に人が沢山あつまるコミケでは、熱中症で倒れたり、夏バテで辛くなったりする人が続出しているようです。
「熱中症」も「夏バテ」も暑さが原因により発症するものです。しかし「熱中症」は、突発的に体調が悪くなること、「夏バテ」は、徐々に体調が悪くなル症状について言及されます。以前は「熱中症」についての英語表現を紹介しました。
しかし、熱中症とは微妙に違う「夏バテ」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか?
こんな単語や表現を使います
■ heat/summer fatigue:夏バテ、熱疲労
■ the heat is getting to ~:~が夏バテする、暑さにやられる
こんな言い方ができます
■ It seems like many people get heat fatigue.
(どうやら沢山の人が夏バテになっているようだ。)
■ Please be careful not to get summer fatigue.
(夏バテしないように気をつけてね。)
■ Oh my gosh. The heat is getting to me.
(なんてこった。夏バテしそうだよ。)
■ If you feel the heat is getting to you, find a cooler area.
(夏バテしそうだと感じたら、涼しい場所を探してください。)
補足
「夏バテ」は「熱・夏」と「疲労・疲れ」などの組み合わせれば表現できます。
そのため「heat/summer fatigue」以外に、「heat/summer weariness」「heat/summer lethargy」と言った表現も可能ですが、最も使い勝手がよいのは「heat/summer fatigue」でしょう。
「the heat is getting to me=夏バテする」といった表現も口語では、よく使われます。とはいえ、咄嗟に「熱」が主語となっている文は慣れるのに時間が掛かるかもしれません。
「heat/summer fatigue」を使うにしても、動詞はもっぱら「get」が使われるので「get heat/summer fatigue」というフレーズで覚えて使い慣らし、余裕ができてきたら「the heat is getting to me」の表現も、自分のものにしていくとよいでしょう。
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