「平常運転」とは、行動が通常通りである様、または、(電車などが)平常の時間通り運転していることを意味します。
ここ最近、実はこの「平常運転」がネットのスラングになっているということはあなたはご存知でしょうか?
この通常通り運転しているという意味から転じて、ネット上の意味合いでは、本来なら反省すべき出来事が自身の身に降りかかったにも関わらず、行動に全く変わりが見られないマイナスのイメージの様子を指します。
例えば昨今のニュースで例えると、日本ボクシング連盟の終身会長の山根明の感じの悪い態度が、まさにそんな感じですね。
話が少し脱線してしまいましたが、二重の意味で、話を「平常運転」に戻します。果たして「平常運転」というフレーズは英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ normal operation:平常運転
■ operating normally : 平常運転
こんな言い方ができます
■ The train is operating normally.
(列車は平常運転です。)
■ Normal operation is started automatically.
(平常運転が自動的に開始される。)
■ It was repaired and could return to normal operation.]
(修理されて平常運転に戻れた。)
補足
「平常運転」という言葉を、英語で言いたいとき、伝える意味に気をつける必要があります。「(名詞)is normal operation」というシンプルな直訳すると、文字通りの「AとBは一緒だ」と言う意味を伝えてしまって言いたいことが伝わりません。そういうときは「(名詞) is operating normally」という表現を使った方が合っています。
他に「operation」を使ったイディオムには「come into operation」があります。「come into operation」の意味は「(1) 実施される、(2) 運転を始める、開通する」です。
「come into operation」 を使った例文は以下のようになります。
■ When will the new law come into operation?
(新しい法律はいつから実施されるのか?)
他には「shoestring operation」があります。意味は自転車創業とかほそぼそとした操業です。
「shoestring」は、もともと靴紐というところから『僅かな資金による~』という意味があります。
これに関連して、自転車創業しているという英語の動詞は「rob Peter to pay Paul」と言います。直訳すると『ポールにお金を払うために、ピーターからお金を奪い取る』という意味のカジュアルなイディオムです。 使い方としては、以下のように使うことができます。
■ This small company always robs Peter to pay Paul.
(この小さな会社はいつも自転車操業をしている)
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