酸素不足の状態で何かが燃え、大量の一酸化炭素が発生する「不完全燃焼」。そこから派生して、何かが中途半端な状態で終わってしまったり、期待していた結果が得られなかったときにしばしば使われる言葉です。
特にスポーツの試合などでよく使われ、不完全燃焼な試合はファンのみならず、選手たちをも気落ちさせてしまうものです。
そんな「不完全燃焼」は英語でどのように表現するのでしょうか?
このような単語や表現を使います
■ Can’t be satisfied:不完全燃焼である、満足できない
■ Couldn’t have done my best:不完全燃焼である、ベストを尽くせなかった
■ My mind is still there:不完全燃焼である、心の残りである
このような言い方ができます
■ I can’t be satisfied with the result. I thought I could get a better score.
(不完全燃焼です。もっとよいスコアを獲れると思っていました。)
■ People can’t be satisfied with the match. They believe that the players could have played better.
(選手たちがもっとよいプレーをできたとファンは信じており、試合には不完全燃焼な気持ちでいっぱいです。)
■ I took the exam today, but I couldn’t have done my best.
(今日目指していた試験を受けましたが、不完全燃焼です。)
■ I feel that I should have worked harder. I couldn’t have done my best.
(もっと頑張るべきだったと感じています。不完全燃焼です。)
■ We lost the game and our minds are still there.
(我々は試合に負けてしまい、不完全燃焼な気持ちでいっぱいです。)
■ Today is my last day at work but my mind is still there.
(今日がこの職場の最終出勤日ですが、不完全燃焼な気持ちになっています。)
補足
「不完全燃焼」は英語では「couldn’t have done my best」のように「本領を発揮できなかった」というような表現やもしくは「my mind is still there」のように「(結果に)心残りがある」と言う言いまわしで表現されます。
なお、「不完全燃焼」の本来の意味に相当する映画表現は「incomplete combustion」となりますので、併せて覚えておくとよいでしょう!
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