「道路」と聞けば「Road」「Street」などの英単語がすぐに思い浮かぶかもしれません。
しかし、英語には「Road」「Street」以外にも「Avenue」「Boulevard」など様々な単語があります。
日本語での道路は「道路」もしくは「高速道路」ぐらいの違いしかありませんが、英語には30近くの道路の言い方があります。今回はそんな英語での道路の言い方をみていきましょう。
英語での道路の種類
英語での「道路」の言い方は国によって言い方が変わったり解釈が異なったりするので一定ではないです。しかし概ねこのような傾向があります。
細い小道
Alley, Bay, Bend, Drive, Fairway, Footpath, Gate, Grove, Heights, Highlands, Knoll, Lane, Path, Pathway, Terrace, Trail, Vale, View, Walk, Way
太い大通り
Avenue(Ave), Boulevard(Blvd), Road(Rd), Street(St)
高速道路
Autobahn, Expressway, Byway, Motorway, Pike
単語数が沢山あり過ぎてとてもじゃないですが覚えきれないと思います。最低限知って覚えておきたいのは「Drive」「Trail」「Avenue」「Boulevard」「Road」「Street」「Autobahn」「Expressway」辺りです。あとは実際に海外の現地に行った際に「この国では~が使われているのか」と見て慣れるしかないです。
「Avenue」「Boulevard」「Road」「Street」は大通りを表す単語でも微妙に意味が違います。それぞれ手行きましょう。
Avenueはどんな道?
道路の向こうに巨大な建物が構えているようなイメージ。幅が広くて真っ直ぐで、両側に気が植えてある並木道が「Avenue」と呼ばれています。都市部の比較的人通りの多い地域にあるイメージがありますね。
Boulevardはどんな道?
複数の車線があり道路の真ん中や脇に木々があるのが「Boulevard」。少しごちゃごちゃしている都市部に多いイメージですね。大阪の御堂筋やパリのシャンゼリゼ通りがそれに当たります。
Roadはどんな道?
「road」は乗るとうい意味の「ride」が語源となっています。乗り物に乗って移動する道のこと。すなわち都市部と都市部をつなぐ比較的広い道路のことです。移動するだけの道なので道路以外には何もないイメージです。
Streetはどんな道?
「Stretch out(伸ばす)」が語源とされている、人や車が横行するようなごちゃごちゃした道。両脇にはお店や商業施設のビルが立ち並んでいるイメージです。徒歩であるくと楽しめる感じの道です。
まとめ
海外旅行に行くと道の名前の種類の多さに辟易するかもしれません。しかし今回紹介したようなイメージを少しでも覚えていれば、どういう目的の道か予測できるので、現地で効率よく動くことができ、旅行がより楽しいものになるかもしれません。
海外旅行に行かれる方、海外に行く機会が多い方は、道路の意味のニュアンスを覚えておくことをオススメします。
コメント