あなたは「束縛する」という言葉を聞いたらどんなイメージをしますか。親が子どもを束縛、彼氏が彼女を束縛、また逆も然り。
辞書どおりに意味を考えると、束縛は「制限を加え行動の自由を奪うこと」です。しかし、その動機は男女間の嫉妬である事がほとんどでしょう。
そんな、どろどろみまみれたイメージの「束縛する」という表現は、英語ではどう言うことができるのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ tie down:束縛する、制限する
■ possessive:独占欲が強い
■ overprotective:過保護な
■ control freak:支配欲の強い
こんな言い方ができます
■ Don’t worry! I’ll never tie you down.
(心配しないで!君を束縛しないから。)
■ I hate a relationship that ties me down.
(束縛されるような関係は嫌いだわ。」
■ All you want to do is tie me down, right?
(あなたは私を束縛したいだけなんでしょ、違う?)
■ Do you think my boyfriend is possessive of me?
(私の彼氏は束縛的だと思う?)
■ Can you please stop being possessive of me?
(私を束縛するのためてくれない?)
■ Parents tend to be overprotective of their children.
(親は子供に対して過保護になりがちである。)
■ My overprotective father is always asking me where I go.
(過保護な父が、私がいつもどこに行くのか聞いてくるの。)
■ My boss is a control freak. He is always asking me out for dinner.
(上司が束縛してくる。いつもディナーに誘ってくるの。)
■ If you consider yourself a control freak, it’s better to try to change by yourself”
(あなた自身が束縛的であると思っているのなら、自分が変われるよう試みた方がよい。)
補足
「束縛する」の言い方は様々ありますが、表現により微妙に意味が異なります。
男女間の束縛に最も意味が近いのは「possessive」、物理的な束縛も意味するのは「tie down」、特に親から子供へ「過保護」という意味で使われるのは「overprotective」です。
「control freak」はスラングで、直訳すると「コントロール狂」といったところです。これは名詞扱いなので「a」「the」などの冠詞が必要です。
とはいえ、日本語の束縛するに最も近いのは「tie down」でしょう。「彼氏がいつも束縛してくるの」は「My boyfriend is always tying me down」です。
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