ブラック企業といえば、労働者を酷使して使い捨てにする企業であると言うことは誰でもご存知だと思います。
テレビや新聞でもブラック企業というワードを目にしない日がないと言っても過言ではないです。日本の主な社会問題の1つとなっていますよね。
そんな「ブラック企業」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ exploitative company/corporation/enterprise:搾取的な企業
■ evil company/corporation/enterprise:不道徳な企業
■ sweatshop:労働搾取企業(単純なマニュアル作業の)、ブラック企業
こんな言い方ができます
■ Wata– is one of exploitative companies which represents Japan.
(ワタ○は日本を代表するブラック企業の一つである。)
■ Many new graduates start working at exploitative corporations in Japan.
(日本では多くの新卒がブラック企業で働きはじめる。)
■ It might not be a bad idea to work at an exploitative enterprise just for experiences.
(経験のためにブラック企業で働くという考えは悪くないかもしれない。)
■ It’s obviously better to avoid evil companies.
(明らかにブラック企業は避けた方がいいよ。)
■ There is no choice but to work at an evil corporation.
(ブラック企業で働く以外の道はない。)
■ Many Japanese people die from working at evil enterprises.
(多くの日本人がブラック企業で働いて亡くなった。)
■ I have worked for 1 year at the sweatshop 6 days a week.
(そのブラック企業で1年間働いた。)
補足
「ブラック企業」は「black company」と表現すると単に「黒人で構成されている企業」という意味なってしまいます。
そのため日本語の「ブラック企業」ニュアンスを英語で表現するときは「ブラック」の部分を「exploitative(搾取的な)」「evil (不道徳な)」などという単語に置き換える必要があります。
「sweatshop」はブラック企業の意味に近いですが、どちらかというとブルーカラーの単純労働を指すのでニュアンスが微妙に違います。
似たような意味のスラングに「McJob(低賃金単純労働)」があります。その名の通りマクドナルドの店員さんのような見込みのなさそうな単純労働と言う意味です。
いずれにせよ、過酷なホワイトワーカーのブラック化であるブラック企業を適切に表現するには「exploitative」か「evil」を使う必要がありそうです。「ブラック企業=exploitative company」と暗記してしまいましょう。
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マイナビといえば新卒用就職サービスのイメージがありますよね。
しかし、新卒者をたくさん扱った経験から、本格的な転職エージェントほどハードルが高くない気軽な転職サービスを始めたそうです。
名前の通り、20代の若手専門のサービスですが、扱う案件の8割が非公開で有料求人も数多く抱えているそうです。
「exploitative company」から抜け出してホワイト企業への転職を考えている人には、良いサービスかもしれません。
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