学生生活を終えて苦しい就職活動を乗り越え、気持ちを新たにして入社したは良いものの、いざ入社すると雑用ばかり。そんな経験をした事がある方は多いのではないでしょうか。
この場合の雑用とは、ゴミ捨て、掃除、買出し、コピー業務などを意味します。納得できないかもしれないですが、組織は適材適所が理想的。新しい職場で、どういった仕事や分野で活躍できるのかが確定するまで、雑用的な仕事を任されるのは自然な成り行きです。
このような「雑用」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ chore:雑用
■ miscellaneous jobs/tasks/duties/affairs:雑用、雑多な仕事
■ odd job:片手間の仕事、雑用(家庭での雑用)
※発音は単語をクリックすれば確認できます
こんな言い方ができます
■ After doing chores, I will take a nap.
(雑用を終わらせた後、少し寝る。)
■ We should outsource chores.
(雑用はアウトソースすべきだよ。)
■ I know nobody likes miscellaneous jobs.
(雑務が好きな人なんていないこと分かってる・)
■ I am sick of bunch of miscellaneous tasks everyday.
(毎日大量の雑務にうんざりだよ。)
■ We were in charge of miscellaneous duties.
(雑務は我々の仕事である。)
■ We handle any kind of miscellaneous chores.
(どのような雑用でも対応できます。)
■ In the future, robots will do odd jobs and replace workers.
(将来、ロボットが雑務をこなし労働者に取って代わるだろう。)
補足
「雑用」として最も広く使える単語は「miscellaneous」です。「miscellaneous」は「雑多な」「その他諸々の」という意味で、上に挙げた表現以外でも「miscellaneous matters」「miscellaneous things」など、様々な単語と組み合わせることができます。
しかし「雑用」として最もよく使われている単語は「chore」で、我々わがイメージする雑用に最も近いです。一方「odd job」は家庭の内外で行う便利屋さん、何でも屋さん的なイメージ。
いずれにせよ、「雑用」は「chores」で暗記して使うとよいでしょう。特に会社での雑務と表現したければ「office chores」「business chores」と言えば伝わります。
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