みなさんはホッチキスの由来をご存知でしょうか。通常カタカナ表記されるので外来語に聞こえますが、ホッチキスは和製英語です。あの資料を留めるための装置をホッチキスと呼ぶのは日本と韓国ぐらいなんです。
日本や韓国でのホッチキスの呼び名は、発明者のアメリカ人の名前「ベンジャミン・バークリー・ホッチキス」に由来します。彼の弟が起こしたホッチキス製造会社の製品を、当時の伊藤喜商店(現在の株式会社イトーキ)が「ホチキス自動紙綴器」として明治中期から販売した。これがホッチキスの呼び名の由来です。
つまり、ホッチキスは英語では違う呼ばれ方がするということ。「ホッチキス」「ホッチキスの芯」は英語ではどう表現すればよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ stapler:ホッチキス
■ stapling machine:大型ホッチキス(大き目の装置)
■ staple:ホッチキスの芯
こんな言い方ができます
■ Can you lend me a stapler?
(ホッチキス貸してくれない?)
■ How much is this stapler?
(このホッチキスはいくらですか?)
■ We need a stapling machine to bind papers.
(紙を留めるために大型ホッチキスが必要だ。)
■ Could you please bind these documents with the stapling machine?
(これらの書類をこの大型ホッチキスで留めて頂けますか?)
■ Did you see see any staples around there?
(その辺りでホッチキスの芯見なかった)
■ Can you pass me a box of staples?
(ホッチキスの芯の箱を取ってくれない?)
補足
通常の「ホッチキス」は英語では「stapler」と呼ばれますが、大量の紙を留めるための大き目の装置は「stapling machine」を使ったよいでしょう。
ホッチキスと混同しがちですが、「ホッチキスの芯」は「staple」です。はっきりと芯であると強調したい場合は「staple nail」と表現することも可能です。
とはいえ、特に拘りがないのであれば「ホッチキス=stapler」「ホッチキスの芯=staple」で暗記して使うとよいでしょう。
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