あなたは自身の歩き方を客観的に考えたことがありますか。後ろ足を前にけりだし、もう片方の足を前方に伸ばして着地するのが普通の歩行ですが、日本人は膝を伸ばさず腕を振らないすりスリ足歩行の人が多いと言われています。
スリ足歩の他に、あまり良くないと言われる例に「がに股」があります。「がに股」の人は、骨盤が外側にねじれているので、歩く時に両膝が外側に向いてしまいます。漢字で「蟹股」と書く通り、あたかも歩き姿が蟹のようであるのが由来です。
「がに股」は日本人だけの特徴のように思われ勝ちですが、海外でも「がに股」の人はいます。「がに股」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ bow legs:がに股、O脚
■ bow-legged:がに股の、O脚の
■ bandy legs:わに足
■ bandy-legged:がに股の、O脚の
こんな言い方ができます
■ I have bow legs but I am not going to correct it.
(私はがに股ですが矯正しません。)
■ Bow legs can cause knee problems.
(がに股で膝を悪くすることがある。)
■ I thought you are bow-legged.
(君はがに股だと思ってたよ。)
■ My father is the most bow legged man I know.
(おれの知る限り親父は最もがに股な男だ。)
■ My girlfriend has bandy legs but her legs are so beautiful.
(ぼくの彼女はがに股だけど彼女の脚はとても綺麗なんだ。)
■ Honestly I love girls with bandy legs.
(実は、がに股の女の子が大好きなんだ。)
■ I saw someone walking bandy-legged in Japan.
(日本ではがに股で歩いている人を見かけました。)
■ Mary confessed that her boyfriend is bandy-legged.
(メアリーは彼氏ががに股だと告白した。)
補足
英語での「がに股」の表現は、膝を曲げるという意味の「bow」「bandy」と足という単語を組み合わせて表現します。「がに股」で脚は曲がっていますが、表現には全く捻りがないです。
「bow legs」「bandy legs」は名詞表現、「bow-legged」「bandy-legged」は形容詞表現です。名詞の方が使い勝手が良いです。「You have bow legs=あなたはがに股ね」のような簡単な表現で覚えるのがよいでしょう。
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