せっかく遊びに誘ったのに断られて「しけてんなあ」とつぶやいたり、客の少ないお店を見て「しけた店だな」と思ったりしたことはありませんか。
「しける」には、お菓子やのりが湿気を吸ってパリッとしなくなる「湿気る」という意味と、「元気や活気がない、ぱっとしない、けちくさい」という俗語の意味があります。後者は、海が荒れて漁に出られない「時化(しけ)」から来ているとも言われています。
そんな「しける」「しけてる」は、英語ではどのように表現するのでしょうか。

こんな単語や表現を使います
■ lame:しけてる、ださい、つまらない(口語)
■ That sucks.:最悪だね、ついてないね(口語)
■ dead:(店や街が)閑散としている、活気がない
■ boring / dull:つまらない、退屈な
■ buzzkill:場をしらけさせる人・こと、ノリの悪いやつ(口語)
■ wet blanket / killjoy:水を差す人、ノリの悪い人
■ measly / stingy:(金額が)しけた、ちっぽけな/けちな
■ stale:(お菓子などが)湿気た、古くなった
■ soggy:(水分を吸って)ふやけた、べちゃっとした
こんな言い方ができます
■ You’re not coming tonight? That’s so lame.
(今夜来ないの?しけてんなあ。)
■ The concert’s sold out? That sucks.
(コンサート売り切れ?しけてんな。)
■ This bar is dead tonight.
(今夜のこのバー、しけてるなあ。)
■ Don’t be such a buzzkill. Let’s have one more round.
(そんなしけたこと言うなよ。もう一杯いこうぜ。)
■ He’s always such a wet blanket at parties.
(あいつは飲み会でいつもノリが悪い。)
■ All I got was a measly 1,000 yen bonus.
(ボーナスはたったの1,000円っていうしけた額だったよ。)
■ These crackers have gone stale.
(このクラッカー、しけってる。)
■ My cereal got soggy because I left it in the milk too long.
(牛乳に浸けっぱなしにしてたら、シリアルがふやけちゃった。)
補足
俗語の「しけてる」を一語で置き換えられる英単語はないので、何が「しけている」のかによって言い分けます。
誘いを断られたときや、ぱっとしない状況への「しけてんな」には lame や That sucks. が便利です。どちらもくだけた口語なので、目上の人やビジネスの場では使わないようにしましょう。
お店や街、パーティーなどに人がいなくて活気がない場合は dead がぴったりです。The party was dead.(パーティーはしけてた)のように使います。
場の空気を壊す人には buzzkill、wet blanket、killjoy が使えます。buzzkill はとくに若い人がよく使う口語です。
金額が少ない「しけた額」には measly、人がけちくさい場合は stingy や cheap が使えます。
お菓子などが「湿気る」場合、クラッカーやポテトチップスがパリッとしなくなるのは stale、水分を吸ってべちゃっとするのは soggy です。damp は「(全体的に)湿っている」という意味で、タバコや洗濯物などに使います。


