急にパソコンのネット回線が停止した。携帯電話やスマートフォンや使えなくなった。ウェブサイトにアクセスできなくなった。このような経験したことはないでしょうか。
このような障害がもし広範囲にわたる場合、その状態は英語で「outage」と呼ばれます。通常「outage」になるとテクニカルチームが復旧のために動きますが、原因が不明の場合はシステムが復旧するまでに数時間、数日間かかる場合もあります。
大規模な障害による機能停止「outage」は早く復旧してほしいですよね。「復旧する」は英語ではどう表現したらよいのでしょうか。
こんな単語や表現を使います
■ restore:修復する、復元する
■ recover:回復する、正常な状態に戻る
■ be/get/go back to normal:通常の状態に戻る、正常に戻る
■ return to normal:平常に戻る、正常に戻る、
こんな言い方ができます
■ Connection to the Microsoft Exchange Server has been restored.
(マイクロソフトのサーバーへの接続が復旧しました。)
■ Manual changes are required after the system is recovered.
(システムの復旧した後はマニュアルでの変更が必要です。)
■ It takes a long time to recover the service.
(サービスを復旧させるのには長い時間が掛かります。)
■ Mail service is back. Please log in to the system.
(メールサービスが復旧しました。システムにログインしてください。)
■ I cleared cache and everything got back to normal.
(キャッシュをクリアして全てが復旧した。)
■ I tried some troubleshooting and my device went back to normal.
(いくつかトラブルシュートを試して端末が復旧した。)
■ Bus services has returned to normal.
(バスサービスは復旧しました。)
補足
通信機器もウェブサイトも通常はプログラムで動いているものなので、IT用語も英語とは非常に相性がよいです。最も「復旧する」というニュアンスに誓い単語は「restore」です。しかし回復するという意味の「recover」も機械やシステムに対して使うことができます。
通常の状態に戻るという意味で「be/get/go back to normal」「return to normal」などの表現も使われます。「restore」「recover」よりは少し柔らかい表現です。
「復旧する」は、上に挙げた例なら、どの表現を使ってもすんなり伝わるでしょう。これについては、アウトプットするというより、インプットして瞬時に理解できることの方が大切です。
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